おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう
YOROZU新作
ラフマニノフのヴォカリーズのピアノ伴奏
弾き語りライヴ用の編曲が完成!
イメージぴったりってよろこんでもらえたんだ
すごーく うれしい
彼女は孤高のシンガー 心揺さぶる歌をうたう
彼女がうたってくれることで
ムジカが書いた音が命を帯びる
すごーく うれしい
こんなのできたよ
って PLAYにしても
パパ 途中で興味なくなって聴いてくれない
ちょっと かなしい
だいたいパパは アカデミック 正統派志向だったから
しかたないいけど
ちょっと かなしい
それにね
ひとりぽっちで 感性の扉の向こうにいるみたい
前だったら
「はあ?なんやそれ?」
とか つっこんだり
「こんなんあるで」
って 資料だしてきたりしたのにな
なかなか辛らつだったから ムジカこてんぱん
「けんかうってんの?」
なんて、反発したりして
けんかがたえなかったんだけどな
う~ん
それは それでしんどかった
けんかになったりしないから、楽っちゃあ楽だよ
でもね わかんないんだ
病気のせい?それとも ほんとに興味ないの?
聴こえてる?
感じてる?
伝わってる?
なんかハンパな違和感
だれかおしえて
パパの中でなにがおきてるのか
手先の細かい動きや
ことばのカミカミなんかは
見てたらわかる
不便なんだなあって
でも それは
ゆっくりと時間共有すれば問題ない
伝わると信じてるから
何度でも同じおはなしくりかえす
ほんとは どうなんだろう?
もしかして ほんとに 遠くへ行ってしまうの?
だれかおしえて
なにができなくなっても
ムジカのことをわすれてしまっても
どうってことない
だけど
こころの扉を閉めてしまうのは
ぜったい いやだ