~そのまんまで いいよ & ゆっくりしいや~

だありんはNOW回復中!の若年性アルツハイマー病。失行 失認識 失語からの復活どこまで行けるかやってみなけりゃわからない

おばあちゃんにSOS

2016年11月18日 | 若年性アルツハイマー病
母と子
おんがくは くうきのなかにきえていくわたしたちはどこへいくのだろう パパはおばあちゃんといっしょに暮らせないほんとうの母・息子なのにすごく意識してるくせにいらいら そ......


おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう
わからないからチャレンジ
きえていくまいにちをかきとめる

長男くんがね
春に彼女をつれてきたんだ
そのうちにね
ご両親にもお会いしなくっちゃいけないんだろうなあ
っておもってたら
会食と結納の式をいっしょにやるんだという

そりゃあたいへんだわ

まず
コチンとかたまった
それから
たしか・・・思い出して
探したら 出てくる出てくる
家紋入りの グッズたち

ムリだ
どうしていいかわかんない
わすれてたよ
だありんは 長男

おばあちゃん たすけて~!!!

おばあちゃん
一人でもとの家に帰っちゃってるけど
「は~い♬」
と とんできてくれた

いろんな意味で
やっぱ おばあちゃん 凄い人だとおもう
息子だもん
だありんのことも気になってるだろうに
「あんた ごくろうさんやね」
と テキパキおしえてくれて
「今日はいるんか?ごきげんようしてるか?」
とだけ カラリと言う

負けるよなぁ・・・
う~ん
だありんが精神的に親離れできてないのもわかる気がする

だありんはと言えば
おばあちゃんに来てもらってる間
2階の一番奥に閉じこもって
ひ~っそりと「文献研究」といいながら
1階での様子に耳ダンボになってる
おばあちゃんが帰った後は

「なんや?どういうとった?なにやってたんや一体?」
「どんな様子や?トシいったか?だいぶかわったか?」

気になるんだよね

「嫌や 顔見る気ない!!」

と 言いながらだけど
一年前にくらべて体の硬直がマシだなと思った

おばあちゃんが元気なうちに
だありんの病気が進んでしまわないうちに
親子再会
できたらいいのにね
親子喧嘩のすえに
おばあちゃんが別荘代わりにしてた
老人ホームへ「家出」して3年になる

それよりも何年も前から
だありんの様子は???だった
急に怒り出したり
脈略なく演説がはじまったり
会話も成り立ってるんだか成り立ってないんだかで
母・息子 完全ギクシャクしてた

下手したら家族崩壊
アルツハイマー病のもうひとつの恐ろしさ
私たちなりにうまくやってる
何にもいわずに
絶妙の距離で おばあちゃんもがんばってくれてる