オメガ シーマスターの修理依頼です
こちらの時計は裏蓋形状が一般的なモノと異なりますので、汎用治具でも開けられなくはないのですが、専用治具で開けた方がキズつかないので良いですね
裏蓋の５カ所にぴったりとハマります
本来は動かないように別にホルダー使用して固定しますが、画像のわかりやすさ優先し、ホルダーは敢えて無い状態で画像載せました
無事開けること出来ました
専用治具があると無いとでは、開閉のし易さとキズをつけるリスクが格段に減るので大切だと思っています。使用頻度は多いものではありませんが、今回久しぶりに使用しましたので、ご紹介しました。
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ご依頼品には裏蓋がネジ式のモノもあります。
ネジ留タイプはお預かりすることが多くあります、一番の原因はネジ自体の錆に起因する開け閉めへの不具合です。
今回ご依頼のお品物も錆が目立ちました。このままの状態で締め直しても錆の粉等が時計内部に侵入すると、不具合の原因にもなりえますので、洗浄実施してみました。
ベンジン内で刷毛洗浄と、ガラスファイバーブラシによる洗浄を実施
錆自体はだいぶ取れました、ネジ山の損傷も少な目でそのまま使用出来そうです
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本日お休みしています
今朝は商店街の方々と商店街所有物置の片づけをしました。
諸事情あり倉庫自体を撤去することになり、中身の確認等の作業です
多くの役員さんに集まって頂き、作業は順調に進み午前中には終了しました。
朝からの軽作業でしたが、天気も良く汗ばむほどでした。
最近の疲れ気味が全く抜けないので、午後は努めて休もうと思います
ショーメのお品物です。分解掃除のご依頼です
２針 文字板左右と、12時・6位置に石をあしらっています
「時計メーカー」よりは「高級宝飾品ブランド」のイメージが強いかもしれませんが、時計への拘りも強く多くの方々に愛用されています。
私自身も不勉強なことの多いブランドでしたので、調べてみました
「グランサンク」と呼ばれるフランス5大宝飾店の1つとして数えられるショーメ(CHAUMET)、時計製造の歴史も古く最古の時計として確認されているのは1811年に製造。
ショーメ(CHAUMET)は1780年に宝飾ブランドとしてフランスに誕生しました。
その後マリー・アントワネットやナポレオン等に認められて王室御用達ブランドへと成長。
初めて製造した腕時計は皇后ジョゼフィーヌの義理の娘、バイエルン王国王女アウグステの為に制作された物です。その特徴としては金をベースにパール・エメラルドで飾り付けられ、ブレゲ製のムーブメントを使用した豪華絢爛の腕時計だったそうです。
当時の最新技術を取り入れつつ、ダイヤモンドやマザーオブパール・エナメル装飾等を組み合わせた独創的な宝飾時計を製造。
1995年頃から本格的に時計製造に力をいれていき、「ケイシス」「クラスワン」「ダンディ」等を展開しています。
現在はLVHMグループの傘下になっています。
特徴のある文字板ですが、石を埋め込んでいるため厚さは通常品の３倍程度あります。
ムーブメントはETA E01001です。小型化されたムーブメントです
一円玉と比較してみました。
やはり小ぶりです。
小さい時計は各部品も小さいので分解掃除作業にも気を遣うことが多くなります
これから修理します
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ちょっと前に紙類やインクが足りなくなって困っていましたが、GWの吉祥寺に突入する勇気は私にはありませんので、GW終了のタイミングで買い物をしに行きました。
目的の家電量販店店内の混雑はそれほどでも無く、ゆっくり必要なモノ探すことが出来ました。
また吉祥寺の街も比較的人は少な目でした
こちらの家電量販店は時計売場も大きく様々な商品の取り扱いがありますので、参考になります。
値札の付け方、商品案内、売場の括り方、ブランド展開、専用什器の使用方法、見やすいPOP類と量販店ならではの工夫も多く見ていて楽しいです。
ゆっくり見ていたいのですが、多分店員さんからしたら「きょろきょろしている怪しいお客さん」と思われる気がするので、気持ち押えて２周くらいで辞めています（笑）
昨晩、イオンに買い物に行きましたが、行く直前まで「今日は子供の日だし、混んでいたらいやだな～」「時間ずらしてもう少し後にしようか」と『密』を避けるため色々と考え巡らせていました、結局普段よりやや早めに向かいましたが、「えっ」て思うぐらい道路が空いています、日頃の2/3程度の時間で到着し、駐車場でまた「えっ」て思うくらい駐車場に車が無い、むしろガラガラです。
店内も非常に空いていて買い物はしやすかったですが、寂しさもありますね。東久留米のイオンは都内ですので、専門店街は営業休止中でした。探している本もあるのですが、本屋さんも営業していません。
食品を中心とした物販は営業中でした。このような状況もあり店舗の混雑も低めなのでしょうね。
帰り道も空いていたので、行ったことの無い本屋さんに寄り道して本を物色しました、比較的大きめの書店で店内掲示物も手作りのモノ多く楽しめる本屋さんでした。探している本は残念ながらありませんでした。
色々なお店で多くの方々のお仕事に影響を及ぼしています、先行きも見えない不安が立ち込めていて、気分晴れない事が多く困った感じです。
時計店でもお客様減っている気がします。
外出控える→時計身に着けない→止まっていても「まぁいっか」→電池交換のご依頼減少
簡単ですがこのような図式が浮かびました。修理に関しては遠方からのお問い合わせもあり、ご依頼数の変化はさほど感じません。今後のことも含め、お客様の為になること考えて行動に起こしたいと改めて思います。
昨日 一昨日と紹介中のセイコー グランドセイコーのお品物です。
今回はケースです
水気侵入の影響が出ています
ケース内側まで浸食の影響があります
パッキンの重要性を改めて感じました
ベンジンにて洗浄としつこい汚れは、ブラシ掛けとヤスリ作業にてこそぎ落とします。
時間はかなり掛かりました
ケース自体は、良い状態までもっていくこと出来ました。
ガラスにキズが無くきれいな状態ですので良かったです。
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昨日に引き続き、セイコー グランドセイコーのお品物です。
今回は文字板です
水気侵入により文字板にも影響が出ています
２時辺りから６時辺りまで影響があります。
リューズパッキンの膨らみが無くなっているものわかるかと思います
普段は洗ったり刷毛掃除もすることは無い文字板ですが、今回はせざるを得ません。
ゆっくり、慎重に行い少しづつはがしていきます。
ある程度時間かけて行いましたが、浸食具合が深くこれ以上は文字板への直接的なダメージに値すると判断してこの時点で終了としました。
多少「薄く」はなっていますが満足できる状態ではありません。
また違う方法考えてチャレンジしたいと思います
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セイコー グランドセイコーのお品物です。商品名にメーカー名つけている商品ですので「流石グランド」と思うこと多い私も好きな時計です。
今回のお品物は、リューズパッキン・裏蓋パッキン不良による水気の侵入から時計ムーブメントにまで浸食してしまいました。
水気浸食によるムーブメント・文字板へのダメージもそれなりに合って「まずはムーブメントの修繕」となりました。
右上２時位置の変色が激しいです。裏蓋パッキン劣化が特に見受けられた箇所
リューズパッキンもだいぶ減っていたため２重に影響受けやすかったようです
全体へのダメージもかなりあります。
２時側から全体に浸食した可能性もあります
このまま修理をしてもムーブメントについている汚れが後々悪い作用及ぼすことがありますので出来るだけ取り除きます、組みあがった状態で汚れとり作業がリスクが高いので、一旦全部分解し、地板のメンテナンスに集中します。
汚れはだいぶ取れましたが、２時位置の汚れは取り切れませんでした。
本来はツヤの無い地板なのですが、ヤスリ掛け作業も発生するのでやや磨きがかかってしまいました。
それぞれの部品もチェックしながらの作業でしたので、通常の倍以上の時間掛かってやっと組み上げました。
運針をさせて数日様子見になります
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本日お休みしています
昨晩から具合が悪く、先ほどまでずっと寝ていました。
やはり先月来の休み無し生活が影響したかと思います。
今日はこのまま過ごします。
