オメガ専用の開閉器です
サイズの異なる駒が2つあります
裏蓋の5つの凹みに駒の凸部を合わせ回します
無事開けることが出来ました。
専用工具使用作業の場合は安心感があります。
専用性が高いので使用頻度は高くありません
オメガ専用の開閉器です
サイズの異なる駒が2つあります
裏蓋の5つの凹みに駒の凸部を合わせ回します
無事開けることが出来ました。
専用工具使用作業の場合は安心感があります。
専用性が高いので使用頻度は高くありません
ほぼ毎日触る道具の一つに「こじ開け」があります。
「ポコ式」または「はめ込み式」と呼ばれる裏蓋を外す際に使用します。
知らぬ間に「刃」は欠けたり全体がダレテきて、隙間への入り込みが甘くなります
本来は定期的に実施すべき手入れですが、ややサボり気味、不具合感じた時に作業することがほとんどです。
砥石を使い整形します
刃先の欠けもなくなり全体にシュッとしました。
入り込み具合も問題無さそうです
新規風防入れのご依頼がありました。
現在販売されている時計の風防は「ガラス製」です。
一昔前は「プラスチック製」が主流でした。
画像からも分かるように年季が入っています
箱外観も味があるというか、古いというか。
工具先端部に駒を装着します
駒の間に風防をセットし、上下から挟み込むことで、風防の直径をやや縮めて、ケースに収めます
風防のサイズはケースの装着部よりも若干大きめのモノを選択します
大きすぎると「欠け」「割れ」などの発生原因になります
最近はプラスチック風防を扱う機会も減っていることと、作業時に割れてしまう恐れのあることから、作業時は非常に緊張感があります。
無事装着出来ました。
変わった形状の工具です
先端に引っ掛かりがあります。
「GUCCI専用」と言っても良い工具、他の時計に使用した記憶はありません
先端をバンドとケースの間に入れ、
「クイっと」動かすと平易に外せます。
一般的な開工具では、容易ではありません。
専用品は「そのために作成されている」ので、とにかく作業が平易です。
キズなどのリスクも回避出来るので安心して作業出来ます。
電池交換時 「こじ開け」使用して裏蓋開けることが多いです
『裏蓋とケースの隙間に薄い板を入れ込みテコの原理で蓋を取り外す』感じです。
下の画像では組み合わせ悪く開けることが出来ません
隙間は全面的なモノではなく一部分なので、その幅に合わせる必要があります
先端の幅狭いこじ開け使用しないと裏蓋の隙間に入りません
この状態なら問題無く開けることが出来そうです。
時計の状態に合わせた道具を使用しないと、お品物をキズつける可能性もあるので、道具選びは慎重にしないといけません。
普段よく使う「こじ開け」ですが、半分以上はこの3種でなんとかなっている印象です。
ですが、上記3種で対応不可品もあります。
こじ開け自体のサイズや厚さ、幅の広さなど様々ありますが、当店在庫はこの位
頂きものも有りますが、必要に迫られて購入していたら、ココマデ増えました。
「選択肢」が増えて良い事ですが、「何が必要で」「どれを使うのがベスト」の答えを出す判断力が追いついていないかもしれません(笑)
作業時に使う道具は、その用途により色々なモノを使用します。
「適した」道具を使用することで、破損やキズその他リスク軽減になります
こちらは自作の「剣抜き」です。
文字板上にシートを載せて、両側から剣抜きを短針の下へ滑り込ませてから、カーブ下面を利用し押上げて針を外します。
使用頻度は高いのですが、随分と汚れていることと先端が変形していたので、手入れしました
砥石使用し全体と先端の成形し直し
羽布による磨きこみを実施、先端の磨きは、針自体にキズを付けないためにも時間を掛けました
これで使いごごちも良くなると思います
日頃作業時には、気になるホコリやチリ・毛羽を吹き飛ばし異物を取り除くことが多くあります。
その時に使用するのが「ブロアー」と言う道具になります。
そのブロアーに痛みが見受けられてきたので、交換しました
画像下部を握り上部の穴から空気が出る構造
交換の理由ですが見た目が汚くなりました。
握った時の感触が弱くなり丁度良い空気圧では無くなりつつある状態。
握る部分の表面劣化に伴い、粘着性を帯びてきて気分が悪い。
何かと使う頻度は非常に高い道具なので、普段無い違和感は不必要です。
商品名は結構派手目ですが、私には丁度良いサイズ感と空気圧です。
他社製品も使用し試しましたが、ゴムが強めで握力を使う感じがあり、こちらの商品に落ち着いた感じもあります。
やっぱりキレイな方がいいですね。
仕事もはかどります。
世の中には「〇〇専用」って工具も存在しますが、時計関係工具でも専用性の高いモノは存在します。
GUCCIのお品物ですが、ベゼルリング部分が付け外し出来て、リング交換による雰囲気の変化を楽しんでいただけます
この時計の裏蓋を外す工具はこちら
こちらの商品裏蓋のケース側付け根部分の隙間に先ほどの工具先端を入れ込み
てこの原理で引っかけ上げます
棒状の別工具使用したこともありますが、専用工具だとスムーズに開けることが出来ます。
大抵の工具類は、多少の汎用性があるのですが、こちらの工具では他の使用方法は中々見当たりません。
「月に数回の使用」って感じです。
日頃使用しているキズミは
眼鏡に跳ね上げ式の専用クリップで固定しています。
チョット見るのにルーペ感覚で使用するキズミもあります
倍率は2.5倍
最近小さい刻印の判別が出来ない時があり、双眼鏡使用していましたが、時間が掛かるので10倍キズ見購入しました。
ドイツ エッシェンバッハ製品です
なんだかブランド名が恰好良く感じたので購入しました(笑)
ESCHENBACH OPTIK OF JAPAN | Better Vision Better Life〜見える喜びをサポートします〜
2.5倍レンズだと
10倍では
ピントが合いずらいですが、手持ちで観察するには十分な倍率です。
私が知らないだけで国内でも販売店舗も多いブランドでした。
安心して使用出来そうです。
『エッシェンバッハ』やっぱり格好いいブランド名です。
ディーゼルのお品物 電池交換のご依頼です。
リューズが3時9時位置にあります。時計自体が2個入っているお品物で、それぞれのリューズです。
近年人気上昇していますが、ちょっと前まで電池交換依頼があると困っていた時期がありました。
原因はその大きさ
やや大きめのダイバーズウォッチと比較してもご覧の通りです。
「側開器」と呼ばれる工具ですが、一般品では爪を引っかけることが出来ません
工具屋さんに問い合わせると「大きいサイズ用もありますよ」と教えて貰い購入
両方とも最大限に広げています、結構「差」があります
この工具だと安心して作業出来ます。
サイズが合っていない工具を使用すると不具合発生のリスクは高まります。
適切な工具と正しい使用方法を選択することで時計への負荷は減少出来ると思っていますので、工具類は増えていく一方です。