たぶん、ふつーの写真日記

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様変わり

2009年11月29日 15時26分37秒 | 農業だより
 地元は落葉果樹(面積的には柿)の一大産地となっています。
11月は柿の色づきとともに順次収穫が行われていく訳なのですが。
緩やかな斜面に柿畑が広がっているため、下の方から見ると「オレンジ色のジュータン」
のように見えます。
収穫が進んでいくと、灰色の幹のみの景色となり「冬っぽい寒々しい景色」になるのですが
今年は暖かい日が続いているため、なかなか葉が落ちず緑色が結構残った風景に。

栽培されている柿の多くが「渋柿」なので、「加工」が必要です。
11月は主に「枝柿(ほしがき)」用途に出荷されます。
昔は、ヘタのしたに紐を通して吊していたのですが、最近は枝をT字型に残して置いて
それに紐を巻き付けるようにして吊す方法が一般的になりました。
そのため、収穫時に枝を付けたまま摘み取らなければならないため
結構面倒で、更に枝を切ってしまうため翌年の収穫に影響が出ます。
収穫後に行われる剪定で気をつけないと、翌年実がならない事に・・・・。

水を求めてガンガン井戸を掘ったら、地盤沈下!!
そんな感じです・・・・・・。

12月に入ってくると、ガスとアルコールによる渋抜きが行われた柿が出回るようになります。
我が家でも第一陣が1週間後くらいに出来る予定となっております。
毎年楽しみにしてくれる方がいらっしゃいますので頑張りますね。