荒川がイナバウアーCM
荒川のイナバウアーがついにCMになった。日本コカ・コーラ社がリニューアル発売する「新・爽健美茶」のCMに荒川静香(プリンスホテル)が起用され、11日から放映される。トリノ五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したフリーの演技前の緊張した横顔から始まる映像は、ジャンプはもちろん、背中を後ろに反らせるイナバウアーも再現されている。同社では「荒川選手の多くの人を魅了するしなやかな美しさと力強さが、新・爽健美茶のコンセプトに合致した」と起用の理由を説明した。
また宮城県議会は10日、荒川に対し、得意技「イナバウアー」のシルエットの透かしが入った表彰状などを県議会議長特別表彰として贈ると発表した。表彰状のほか記念品として、スケート場をイメージした楕円(だえん)ガラスが組み込まれ、荒川が演技で使った曲「トゥーランドット」が流れる特製オルゴールも贈る。表彰状、オルゴールとも作製中で、授与日は未定。
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>背中を後ろに反らせるイナバウアーも再現されている。
レイバックとか言うんじゃないのか?
イナバウアーは、足の方の技ですから・・・・・。(爆笑)
※「イナバウアー」が誕生したのは1957年、米コロラドでの世界選手権。西ドイツ(当時)代表
のイナ・バウアー選手(65)が披露したことから命名された。57~59年に西ドイツ選手権三
連覇。引退後は女優に転身し映画にスケーター役で出演。現在はデュッセルドルフ近郊で
ジュニアの競技会「イナ・バウアー杯」を開催している。
元祖イナバウアーは足を前後にずらして、足先を180度に開き横に移動する足技。ジャンプ
やスピンのつなぎとして使う選手が多く、まず得点にならない。実はトリノ五輪でも女子2位の
サーシャ・コーエン選手(米国)、男子3位のジェフリー・バトル選手(カナダ)らが取り入れたが、
荒川選手のイナバウアーが目立ち、あまり気付かれなかった。