智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

石垣島を訊ねて 4日目、星の砂、由布島

2014年10月28日 | 国内旅行
さて、西表島のツアーで、星砂の浜に立ち寄りました。



手を海水に濡らして、砂浜に手を当てると



このように、くっついてきます。持って帰っていいそうです。

星の砂は、珊瑚礁の浅瀬に住む有孔虫の死骸でして、取れる砂浜は限られているそうです。


星の砂には想い出があり、

私の父が出張で沖縄を訪問した折、星の砂をお土産に帰ってきました。

ビンの中の星の砂は、金平糖のようで美しく、珍しく、

小柳ルミコさんの「星の砂」の歌と相まって、是非にと思っていたら、夢が叶いました。


次に、由布島へ移動します。



水牛の先に見えるのが由布島で、西表から400mほど離れた小島で、

昔は、水牛車が生活の足として使われ、今は、観光用に残されています。

水牛は、御者が三線を奏で島歌を唄い始めると、足を止めます。



島は、植物園で



たこの木と実



その実が熟れて、種がバラバラに落ちている様子。軽くて水に浮きます。

種は芳香があり、触ると、発酵して熱くなっていました。

黄色、褐色、こげ茶の3色が、ドイツの国旗のようです。



蝶蝶の部屋があって、オオゴマダラがふわりと飛んでいます



この黄金色に輝くのは、オオゴマダラの蛹。

蝶も蛹も幼虫も毒があり、鳥はペッと吐くそうです。



海岸には、珊瑚が打ち寄せられ、ヤドカリがゴソゴソ、ウヨウヨ。

帰りの航路は、波穏やかでした。



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2 コメント

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good shotさんへ (智の庭)
2014-11-04 16:13:26
島唄は、おじい、おばあの一般教養のようですが、島出身の若い世代は、できない人がほとんどだそうです。

むしろ、本土などから移住してきた人が、子供に三線と島唄のお教室に通わせて、熱心だそうです。

島の人々は、先祖から伝わってきた誇るべき文化、教養、食事を、当たり前のように享受してきて、その価値の重さを見過ごしてしまうのでしょう。

反対に、本土から移住してきた人は、そこに価値を見出して、ここに住む決意をした、ということでしょうか・・・
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Unknown (goodshot)
2014-11-02 10:25:27
最初にこの記事の写真をさ~っと見まして、その時に、あぁ~この情景で島唄なんて流れちゃったらもう最高だよなぁ~っと思っていたのですが、記事を読みましたところ、本当に島唄が奏でられたのですね...これまた羨ましい!
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