埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

必要な「優しさ」って

2007-03-07 15:16:21 | ライフ&ワーク
とんさん、風邪で熱を出して急に弱気になる。一人ぼっちは、さみしいか?!まあ、私には娘がいるので一人ぼっちではない。だから、すごくさみし~、ってこともない。そういうことじゃなくて、こんな時にふと「夫婦ってなんだろ?」と考えちゃったりする。

一人ぼっちはさみしいが、思いやりやらいたわりのない夫婦ってのはもっとさみしい。私は、「人といることの寂しさ」みたいなものを実感してしまい、それに耐えられず、今は気楽な娘との二人暮らし。風邪をひいて寝込んでも、ひとりの方が気が楽だったりする。放っておいて欲しいときに、放っておいてもらえるってのはいい。まあ、心配して欲しい時には心配して欲しいけど・・・。

なんだ、それってすごくわがまま~。
こんな自分をわかっているから、ひとりでいるのだよ。私のわがままに付き合うのは、相当大変だと思うもの。(←おもいっきり、自覚!)こんな自分にあきれつつ、杉本竜一さんの「ビリーブ」という歌の2番の歌詞、つくづくいいなあ、と思う。
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もしも誰かが君のそばで 泣き出しそうになった時は
黙って腕を取りながら 一緒に歩いてくれるよね
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わかってるんだなー、自分には。
なぜ、泣き出しそうなのか。
何が悪いとか、どうしたら良いのかとか。
わかっているけれど、今の自分にはちょっと力が足りないだけ。少し元気になったら、ちゃんと乗り越えられるのに、自分の力で。そんな時には余計な助言や励ましはいらない。そばにいてくれれば良い。その存在が、何よりも励みだ。

そんなことが、私には良くあった。あ、今でもあるけどー。
こんなときに、こういうところが悪かっただの、それをこんな風に直したら良いだの言われると、一層落ち込むのだ。反論もしたくなり、反論した自分にも嫌気がさして、一層落ち込む。そんなことが十年以上続いて、苦しくなって、私は夫婦をやめた。そういえば。助言や励ましは、元気な時にこそ欲しい。弱ったときに必要な優しさは、黙って見守ることだと実感してる。

弱ってみて、思い出した。
「見守る」という優しさについて。
苦しんでいる人を黙って見守ることって、結構、辛いことなのだということも。
そして改めて、私は、人の力を信じて黙って見守れるそういう強い人になりたいと思った。よし、そのためには、私が元気にならなくちゃ!

【今日の名言】
『行動はいつも幸せをもたらすものではないが、行動なくしては幸せはない。』
 ディスレーリ

【写真】大宮公園の梅
数日前に撮影。こうして、ボケーっと公園を散歩したりすることも心の栄養。自分の内側にきちんと力をつけたい。

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