tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

日米同盟への影響心配なんて記事

2010-06-02 23:19:25 | 日記

『「日米同盟への影響心配」首相辞任に米も衝撃』なんて記事が上がっていましたね。【読売】



ちょっと情報が古いかな・・・。『5月31日【世論調査】支持率続落19%、初の2割割れ 政党支持率も自民と並ぶ』【産経新聞】

『《引用》鳩山内閣が政府対処方針として普天間の移設先を沖縄県名護市辺野古周辺としたことに「評価する」と答えたのは21・2%で、70・4%が「評価しない」と回答した。』ってことですよね。

まぁ調査対象者の70・4%が普天間の移設先を沖縄県名護市辺野古周辺としたことを評価しないと解答したのは大きいでしょう。更に、ある意味で、日米合意にNOだってことでもあるんでしょうね。

社民の連立離脱や瑞穂議員の罷免は仕方ないと判断している人が多いようですが、「5月末の決着」を果たしたとは思わない人が81.4%いたりとか、そもそも「5月末の決着」を掲げたことを適切だと思わない人が78.9%いたりとか、この感じは何でしょうね。

調査対象者の70・4%が評価しないとしたことから察すれば、要は、時間がかかったとしても、もっと別の決着を望んだと言うことでしょうか。別の決着とはなんでしょうね。

『《引用》県内移設になったことで約8割が昨年の衆院選の公約違反に当たると考えているほか、9割近くが沖縄県民の負担軽減になっていないと判断している。』

要するに、これは期待の裏返しでしょう。何を期待したか、それは公約の履行であったり、沖縄県民の負担軽減であったり、多くはそれを望んだと言えるのだと思います。

総じて言うなら、『時間がかかったとしても、公約の履行や沖縄県民の負担軽減など、もっと別の決着を望んだ。しかし、望んだことがなされていないから、7割を越える多くの人が《評価しない》と否定的な解答をした。』と言うことではないですか。


単なる世論調査ではあるが、ある意味の民意でもあるはず。日本は民主制です。アメリカだってそうでしょう。民主主義の拡大云々言いながら、それに反するのはダブルスタンダード以外のなにものでもないでしょうね。

「政府は民意に反しても決断が必要だ。」なんて言う人もいます。確かに、それも真実でしょう。しかし、多くが望むことを実現するのも政府の役目でしょうね。






話は『「日米同盟への影響心配」首相辞任に米も衝撃』に戻りますが、【《引用》「米国の責任で首相が辞めることになってしまった格好で、大変な事態だ。日米同盟への影響が心配だ」と深刻な受け止めを示した。】なんてありましたね。

産経の世論調査では【鳩山政権で普天間飛行場移設問題が難航した最も大きな要因は】と言う問いに《鳩山首相自身》と答えたのは43.1%ですから、決断力の欠如とか、八方美人的な動向が不適切だとか、そう言うことなんだろうけれども、確かに、《米国政府》と答えた人も10.1%いた訳ですから、日米関係に何らかの影響があると言うこともあるかもしれませんね。

まぁ、それよりも日本の政治家で【「こんなにメチャクチャになって、首相まで止めざるを得なくなった。触らぬ神に祟りなし、今後、沖縄基地問題には手を着けてはいけない。」】なんてトラウマにならないかの方が心配です。

ウヤムヤ、立ち消えにならないように、世論形成を行う必要があるんでしょう。それは過激派には無理ですから、説明する力を伴なった中道派、穏健派の台頭が必要でしょうね。


【世論調査】支持率続落19%、初の2割割れ 政党支持率も自民と並ぶ
 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100531/stt1005311141005-n1.htm
「日米同盟への影響心配」首相辞任に米も衝撃(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20100602-567-OYT1T00381.html


首相の親指

2010-06-02 10:27:19 | 日記

鳩山総理の親指の理由って、小沢幹事長も一緒に連れて行くってことだったんだね。

中々立派な演説だったと思う。自らの政治理念を語り、普天間・社民党の政権離脱・政治と金、問題点を挙げ、そして責任をとったってことでしょう。本来は4年続けて然るべきだと思うのだけど、まぁ、仕方ないのだろうねぇ。

政治と金の問題は、当然と言えば当然の措置かもしれない。ん・・・。

普天間問題。まぁ、今回の演説を見る限りで言うと、鳩山総理は本心で県外・国外と言っていたんだろう・・・。

政治的判断で日米合意がなされた、まぁ、過ぎてしまったこと、これは仕方ないでしょうね。そう考えなければ先に進めません。

そもそも日本とアメリカの関係とは、一変に変えられるものではないのかもしれない。「変えるにはどうすれば良いか。」と言った極めて大きな命題だったんだと思うよ。従ってメチャメチャになって当たり前なんでしょう。

後は、今回のことで「沖縄の基地問題には手をつけられない。」と言ったトラウマができあがらないように、国民間も含めた世論形成が必要でしょうね。

何もしなければ自民党の日米合意のままだったのですから、国民に問題意識を持たせた鳩山総理はよくやった方なんだと思います。





まぁ、元々、沖縄基地問題は長い時間をかけて解決していかなければならない問題だったのに性急過ぎたようにも思うよ。

住民の反対があるなら移転は難しい訳だからね。結局、普天間のままと言った状態が今後も続くんでしょう。先送り先送りで交渉を続けても良かったように思う。

所謂、有識者から普天間の危険性を盾に結論を急がされた面もあるんじゃないかなぁ。また、結論を急いだ。それは国民が求めたものでもあるんでしょうね。

そう、そうね。確かに「5年後、10年後には」と言う形で今回のことは第一歩と捉えるべきなのかもしれない。

肯定派・否定派と色々いるんだろうけど、批判だけしても何も始まらない、沖縄の基地問題だけではなく、日米関係の在り方とか、周辺情勢云々とか、そう言ったものも含めて、共にどうするべきなのか考えることが必要なんだろう。

そうね。周辺情勢に関する民主党の主張。例えば、東北アジア非核地帯とかアジア共同体とか、まぁ、日本の国民間でも其々思いはあるだろうけど、考える材料にはなるんでしょう。






代表選挙の後、新政権誕生、参議院選挙ってことでしょうか。どうなるかによるだろうけど、まぁ、今回の演説も良かったよね。支持率が好転する可能性は十分にあるのかもしれません。