#ベーシック・インカム 自由主義者の接付きじゃないって

ベーシック・インカムは新自由主義です。

小池乱の時に、株主と思しき人が【社会主義】だと批判してたのには疑問符が付いた。本当に解ってんのかな？？。

実質的には国家的社会保障の放棄で、究極の小さな政府。

まぁ、その他は大した問題には成らないだろうが医療だね。それも実費になるから、保険会社に個人で掛ける医療保険の充実は必要だが、そんなのは市場原理に任せれば簡単に成せる話だろうね。

新自由主義とは市場の自由主義的な面持ちが強い。基本的に国家が市場介入すると、財政を肥大化させて市場の活性力を奪うと考える。それを少なくすると経済を成長させ、成長率が上がれば上がるほど税収も自然増となり、消費税のような税率を上げなくても財政が再建されるとする。これが基本ね。それは古典的自由主義と同じだが、そこに【負の所得税】と言う社会保障思想を盛り込んだのが新自由主義です。

で、社会保障だが、現状の累進課税→逆進給付では、社会保障に生活の多くを頼る層ほど、働けば働くほど、税金が上がり給付が減ると言う福祉の罠が起きる。だと結果的に【働らいたら負けだと思ってる】って話になる訳だ。

だから、それを阻み就労意欲を維持しつつ、更に財政による自由経済への介入を阻止する究極の小さな政府を実現する為には、全家庭に生活費を配るベーシック・インカムが必要だって話になるんだよね。

ミルトン・フリードマンの本を参照しろではハードルが高いし、俺もイマイチよく解らん。まぁ詳しくはwikiでも見てください。

日本の社会保障費は年間１２０兆円程度。年金医療など、給付されているのが８０兆円程度。それを総人で割ると支給額は１人６万円位には成ると言われので、今でも可能。

やれば貧乏な年寄り程落ちて行き、若者ほど有利には成るが・・・さてね。

おりゃ基本的に福祉社会主義論者で、非ケインズ効果を信じてるんでね。あまり良いとは思えないが、株主様の認識って何かがおかしいと思ったんでね。