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米英仏がシリアの化学兵器施設に攻撃 ロ軍への攻撃回避
トランプの支持層である白人中産層は北朝鮮への先制攻撃は臨んでないと言われてる。つまり態度の軟化は票に繋がると言われてる。また、テルアビブから、エルサレムへの大使館移転はユダヤ系アメリカ人と、キリスト教福音派の支援を得られる。また、急のTPP再参加表明も中間選挙の票狙いでしょう。今回のシリア再攻撃も恐らく、中間選挙での人気取りが含まれてる。
化学兵器使用を黙認するような弱腰では中間選挙に響く、だからトランプは退けないが、今後の情勢を考えればロシアとの直接対決は絶対に避けなければ成らない。北朝鮮問題も控えてるし、短期でより効果的に終わらせて、金の掛かる長期戦は絶対にしたくない。それと同時にイギリスもEU離脱が控えてるから本来なら避けたいが、アメリカはリスクマネジメントから有志連合にしたい。だから『早期に終わらせる』事を条件にして説得したのかも知れない。
本来、英仏からすればウクライナ動乱以降より高く成ったロシアっ鼻を圧し折っておく必要がある。でないと今後脅威になり何れ手が付けられなくなるからね。だからタカ派のメイからすると攻撃して起きたかったのでは無いだろうか。しかし、2016年のチルコット報告も有るし、EU離脱も控えてる。ジレンマだったろう。
しかし、直接対決だけは絶対に避けないとダメだね。それはアメリカばかりでは無く世界の不利益に成る。米英仏vs露直接対決だけは絶対に避けなければ成らないが、抑止の均衡が壊れると、敵性を増長させる事に成る。それは諸刃の剣。
酷く大きなジレンマが、そこには存在してるよね。