国際安全保障に関する『輸出管理レジーム』は、大きく4つ有ります。
インドの核実験などを受けて構築された「原子力供給国グループ」。イラン・イラク戦争や湾岸戦争なとで使用された生物化学兵器を念頭に構築された「オーストラリア・グループ」。大量破壊兵器の運搬手段となるミサイル及び、その開発に関連した汎用品・技術の輸出を規制する「ミサイル技術管理レジーム」。後は「ワッセナー・アレンジメント」。
韓国は4つ全てに参加してる事から『ホワイト国』に指定していたと言う体でしたよね?
では、今の韓国に何が足りないのかなのですが、経産省は北朝鮮問題などを受けて、日本のキャッチオール規制に準じた措置と、関係部署の強化を求めてます。それに呼応しない事が今回の輸出規制強化の根拠で、経産省の要請を韓国側で受け入れる事が対する緩和要件ですね。
しかし何故、こんな道理の話に文在寅政権は応じないのか? 逆に韓国側も4つの枠組み全てに参加した国をホワイト国とする措置を取ってる。
韓国側も国際レジームに準じた「輸出品の規制」は敷いてるのに対して、両国の動きや話が噛み合わな過ぎて不可解さが残るんです。
何故、多くは、この不可解さに疑問を抱かないのだろうか?
不透明過ぎて、大本営発表を鵜呑みに出来ない。何なんだろう。調べれば調べるほど解らなくなるが、これは【政治的措置】の匂いがする。
前提を覆した軟化も有り得ると思えるんですが?