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まず、武漢は言うに及ばず、イタリアの例を見れば結局は「医療崩壊」が原因だと言う事が解る。だから是が非でも【医療崩壊】は避けなければ成らない。
今、マトモな人は『犠牲をゼロにしよう。』なんて言ってる人は誰も言ってませんよね。
「感染拡大は避けられないのだから、医療崩壊を起こす『大きな山』を避けよう。」と言ってる。
医療崩壊を起こしたら基礎疾患者・高齢者ばかりで無く、武漢のように若者にも偽性が出るでしょう。
ある集団に於いて免疫を持っている人の割合が高いと、免疫を持たない人が感染者と接触する可能性は低く成って行きます。十分に感染者が増えて、その中から治療により回復する人が免疫を持つ。その人が増えると免疫を持たない人も守られる。これって集団免疫と言う。
治療法が無かった時代の例えば天然痘も、撲滅したのは『集団免疫』と言われる。だからCOVID―19も放って於けば十分な感染者が出て終わるでしょうけど、そこに至るのに『死人の山』では社会的ダメージに成るんです。政府の面子も潰れますしね。
一定数の犠牲者は出るだろうが、医療さえ崩壊してないなら、高齢者や基礎疾患者が感染しても改善する人が多く出ます。免疫さえ強化されれば良いんだから。その結果、免疫獲得者も増える。
今はどう見ても『拡大期』です。
血液製剤で10ヶ月程度。ワクチンが1年〜1年半程度。その時に日本社会は集団免疫を獲得して撲滅に近い形で感染拡大は終わるでしょう。もしくはインフルエンザのように定期化するか。ゴールはそこですよね。
ローリスク感染者は普通に治ります。問題はハイリスク感染者の偽性を如何に少なくするかですよ。
しかし、大きなジレンマが有って、長期戦なら特に経済を殺したままには出来ない事ですよね。
パンデミックが明らかに成った次は【出口戦略】を並行して考えなければ成らない。
専門家会議のが主張する
「換気の悪い密閉空間」
「多くの人が密集」
「近距離での会話や発声」
この三つのが重ならないと言う条件をクリアした施策を【官民合わせて考えるべき時】です。
専門家会議の意見を前提に、例えば時差出勤・テレワークなどを常態化し、『込まない社会』を作る事が必要だし、学校だって、先だって『込まない工夫』を施し、再開しなければ成りません。
商業施設・興行施設も入場制限などを敷いて『密集を防ぐ工夫』を施す事が必要だし、それに対して政府は政策補助金・政策減税をしなければ成らない。
【官民合わせ】て、やるべき事は多い。