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山尾氏発案「憲法9条改正試案」に味方のリベラル派激怒のワケ
軍事は外交の大前提。制限すれば強制力・抑止力が弱まり、同時に政治も制限される。しかし、軍部とは、より強力な方が、作戦遂行能力や生存確率が上がると考えるから自己拡大するし、力を持てば試すのが存在意義に成り、争いを助長する。そのジレンマを解消する為に国家は工夫するんです。
対して日本は媚米批判はするが、何故、そうならざるを得ないのかは全く考えない。そして実力組織を矮小化する事でやった気に成ってる。基本的にママゴトなんです。それは三項加憲も、護憲も、立憲的改憲も方向性は皆同じです。
逆に自民党草案にしても、元首天皇制などの復古主義と軍隊の開放・再軍備、国民の統制だけが強く出て居るようで、近代的な軍事的情勢である武官の制御・抑制が極めて弱く感じる。これは野党が思考停止してる事が一番の原因なんだろう。
日本の政治家に九条改正は『まだ早い』です。これは間違いない。野党が目覚めるまでは【護憲で十分】。
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