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いいお天気だけど、キリッと冷たい風の強い日でした。
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2月早々に雪の予報が出ています。
自転車に乗って、風の通らないコートを着込んでマフラーに手袋の毎日です。近所の小学校の校庭では、風の子ばかりがいるみたいです。体育の時間、低学年のクラスの子供たちが校庭の真ん中で並んで体育座りをしています。全員半ズボンに半袖の体育着です。大きな声でお話をしている先生は、長いズボンに厚手のコート、フードには毛皮が風になびいています。先生は風の子の時代を過ぎ去り、寒さのこたえる青年になったので、寒い校庭では暖かなコートが必要なのでしょう。いつも見るたび、子供たちが気の毒で仕方ありません。
休憩時間には登校時の服装で元気に走り回っているのを見かけます。
あんな薄着で大丈夫なのかと思っています。
経験の無い世界です、今の教育って厳しいですね。
実りの秋
ガマズミを食べて見ました。子供の頃の美味しい味はしませんでした。あの頃はなんでも美味しいと思ったのでしょう、特に甘みも無く酸っぱくも無く、口が老いたのかもしれません。
青い実の後は黒くしなびて、食べるところはありませんがなんだか可愛いムクノキ、実がまばらにぶら下がっています。
小鳥さん渡り鳥さん、まだまだ、いろんな実がたくさん。庭のピラカンサやセイヨウヒイラギの実も少しずつ減っています。
漂う匂いの元がいっぱい落ちていました。しっかりと熟して、あの黄色い果肉の部分を除けば秋の味覚が得られます。今年は拾いに来る方も少ないようです。
自転車で踏まないようにちょっと大回りしました。
紅葉が心の奥の遠い季節を思い起こします。
振り返れば大きな樹の背の高いところから秋が、冷たい風からは冬がやって来ています。
暑い一日が帰ってきました。
木犀の匂いがしているという声に誘われて、ご近所のキンモクセイを見に行きました。ぷつぷつとした蕾が黄色になっているものや黄色の蕾の先が少し割れているものが見えます。少しばかり薫りが感じられるような。風も乾燥気味、さわやかな季節になりました。
近くの公園ではイベントが開かれ、親子連れでにぎわっています。
電車に乗って出かけてみると、さすがの日曜日、歩道が行きかう人でいっぱいの様子。人が集うところよりもはずれの方がのんびり、街路樹の緑を見ながらてくてく、いいお出かけになりました。