永崎士道の建設業徒然なるままに、時々国防とグルメも

主に建設業の話題を書きたい。
私自身建設会社の社長だったので、
業者贔屓の発言も大目に見てください。

国もわかってるね!

2013-10-18 | とにかく合併だ!

産業競争力強化法案って何?/国がM&Aを主導かhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131018-00000002-wordleaf-bus_all

私の主張が届いたかな? とにかく、国策として合併を推進することは喜ばしい。

新産業創出より、既存企業の合併の方が、リスクははるかに少なくリターンが大きい。 新産業は新需要を創出しなければならない。 失敗したら売り上げはゼロ。 しかし、合併ならすでにお客さんがいる。 売り上げは保証済み。 そして、規模拡大でコストを下げれば、生産性はすぐに向上する。

ただ、記事で懸念しているように、国が個々の企業を指図するならやりすぎ。 重要なことは、合併が有利なように、経済の競争ルールを変えること。 あとは経営者が判断する。

もう一つの懸念は、自治体も動くかどうかだ。 国策の対象は上場大企業。 だがむしろ、地方の中小企業にこそ何十倍もM&Aが必要なのだ。 欧米と比較して、日本は中小、というよりも零細企業が多すぎる。 これらを今の五~十倍規模の中企業にするだけで、地方経済の生産性は飛躍的に向上する。

県庁市役所の役人は、霞が関以上に保守的で余計な仕事をしたがらない。 彼らの思考と行動を変えられるかどうか。 首長、地方財界人、見識人らの役割は非常に大きい。

今日も読了ありがとうございました。 おやすみなさい。

   

 

 

 

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