今日は初出のカテゴリー『中成功までの哲学』です。
45歳を過ぎ、人生とは何か?成功とは何か?時々、自問するようになった。 世にあふれる『成功哲学』の類も100冊以上は読んだが、エッセンスにかかわる部分はきわめてシンプルなもので、ほとんど共通している。 だが、いくつか納得できないところがある。
ひとつは、余りに綺麗ごとにすぎる。 今までの人生経験からも、『綺麗事だけでは生きていけない』ことは、間違いない。
もうひとつは、成功の『程度と場合分け』が全くなされていないこと。 拙著『談合革命と日本維新』を購読して頂いた方はご存じだろうが、人間社会においてもっとも重要なことは、『程度と場合分け』だ。
たとえば、人殺しも、平和な時代であればただの殺人罪だが、戦時に敵を大量に殺せば英雄である。 排泄行為は必要不可欠な生理現象だが、場合を間違えればキチガイ扱いだろう。 さらに、一日数回の排泄は健康の証拠だが、十数回になったら病気に間違いない。 大好物でも、度を越して飲食したら見るのも嫌になる。 このように、人間行動は、『程度と場合分け』がまず最初に行われなければならないのだが、見聞した限りの著作にはなかった。
タイトルで『中』を付けてあるのも、成功にも段階があり、段階に応じて方法論や思想が異なるからだ。
今日も読了ありがとうございました。 おやすみなさい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます