永崎士道の建設業徒然なるままに、時々国防とグルメも

主に建設業の話題を書きたい。
私自身建設会社の社長だったので、
業者贔屓の発言も大目に見てください。

そろそろ、空売りですかね(その20)。

2015-01-13 | 個人投資

本当に暴れ馬ですね。 素直な相場は、上げるときは陽線、下げるときは陰線になるものです。 ギャップ・アップなら陽線、ギャップ・ダウンなら陰線です。

 

ところが、先週末は50円以上のギャップ・アップ&50円以上の陰線、今日は50円以上のギャップ・ダウン&50円以上の陽線です。 通常、どちらか単発であれば10日に一回程度ありますが、二日続けてとなると、年に数回程度しかありません。

こんなやりにくい相場は不参戦が一番賢い選択ですが、今日も勉強のため少額ロットでカラ売り参戦です。

 

ところで、勝ちやすい(柔らかい)相場か、勝ちにくい(硬い)相場かを見分ける眼力は非常に重要です。 

多くの個人投資家が消えていく大きな原因のひとつは、相場の硬軟を見分けられないことです。 しかも、素人にかぎって、玄人でもなかなか勝てない相場に有り金全部を張るとんでもないことをやり、消えていきます。  

硬軟を見分ける一番のポイントは、5日、10日、25日、75日移動平均線の絡まり具合を見ることです。 一般的に、これらの線が複雑に入り乱れているときは勝ちにくい相場、線が整数の大小順にきれいにそろっているときは勝ちやすい相場です。

『 それじゃ、線がそろっている時だけ参戦すればいいじゃん 』と突っ込まれそうですが、線が入り乱れている時ほど相場は短期間で大きく動きます。 つまり、うまくいった時は一瞬で大儲け出来るのです(もちろん、失敗した時は一瞬で大損)。

 

一方、線がそろってから、その後さらに何週間も大きく上昇(または下落)が続くことは、年に数回程度しかありません。 残念ながら、この手法だけでは、年に数回程度しか大きくもうけるチャンスは来ないのです。 

 

すべてどんな商売でもそうですが、だれでも儲けられる商売は薄利が常識です。 相場でも線がそろってきて、上昇/下落が一目瞭然になったときは、だいたい天井か、底近くです。 そこで売買しても、儲けはたかが知れています。 しかも、昨年末からそうであるように、天井、または底近くでは突然相場が暴れだし、素人をパニックにさせます。

しかし、こんな常識すら知らずに、元金を無くしてしまう素人さんがいっぱいいます。

とりあえずは、微々たる儲けしかできなくても、元金を減らさない実力『眼力』を身につけましょう。

今日も読了ありがとうございました。 おやすみなさい。

 

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