大晦日です。 結論から。
『 制度に守られている 』 からです。 代表格は公務員。 ご承知のように、国家公務員から自治体公務員、一般職から専門職まで、すべての公務員を終身雇用しているのは日本だけです。 退職してからも、天下りや共済年金という特典によって、墓場まで守ってくれます。 インテリ新卒はこぞって親方日の丸と大企業を目指します。
一方、対極にあるのがアメリカの猟官制。 政権が代わると彼らはすぐに求職活動に追われます。 また、最優秀の新卒ほど起業家を目指します。 だから、欧米のインテリたちは、世間の世知辛さ、民業の厳しさを骨身にしみてわかっています。
民間では結果がすべて。 どんなに頑張っても、倒産したらおしまいです。 お役所のように、自分が犯罪さえ犯さなければ、日の丸が守ってくれるという甘えは絶対に許されません。 否、自動車の飲酒運転でも最近は停職で済むのですから超大甘です(民間ならもちろん懲戒解雇です)。
社員の無過失責任に対しても、社長は責任を取らされます。 民間でもインテリ新卒の集まる大企業は簡単に倒産しませんが、中小零細は社員のわずかなミスでも経営を左右します。
だから、最後に頼れるのは、自分と神仏だけなのです。
神仏に頼って本当に効果があるのか? あります。
詳しくは、また別の機会に。
今日も読了ありがとうございました。
良い新年をお迎えください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます