永崎士道の建設業徒然なるままに、時々国防とグルメも

主に建設業の話題を書きたい。
私自身建設会社の社長だったので、
業者贔屓の発言も大目に見てください。

なぜ、日本人に宗教を否定するインテリが多いのか(その2)

2014-12-31 | 中成功までの哲学

大晦日です。 結論から。

『 制度に守られている 』 からです。 代表格は公務員。 ご承知のように、国家公務員から自治体公務員、一般職から専門職まで、すべての公務員を終身雇用しているのは日本だけです。 退職してからも、天下りや共済年金という特典によって、墓場まで守ってくれます。 インテリ新卒はこぞって親方日の丸と大企業を目指します。 

 

一方、対極にあるのがアメリカの猟官制。 政権が代わると彼らはすぐに求職活動に追われます。 また、最優秀の新卒ほど起業家を目指します。 だから、欧米のインテリたちは、世間の世知辛さ、民業の厳しさを骨身にしみてわかっています。 

民間では結果がすべて。 どんなに頑張っても、倒産したらおしまいです。 お役所のように、自分が犯罪さえ犯さなければ、日の丸が守ってくれるという甘えは絶対に許されません。 否、自動車の飲酒運転でも最近は停職で済むのですから超大甘です(民間ならもちろん懲戒解雇です)。

社員の無過失責任に対しても、社長は責任を取らされます。 民間でもインテリ新卒の集まる大企業は簡単に倒産しませんが、中小零細は社員のわずかなミスでも経営を左右します。 

だから、最後に頼れるのは、自分と神仏だけなのです。

神仏に頼って本当に効果があるのか? あります。

詳しくは、また別の機会に。

今日も読了ありがとうございました。

良い新年をお迎えください。

 

 

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