寅さんの自分さがしの旅日記

人生は気ままに自分らしく生きるための自分探しの旅

島根・鳥取の旅 Ⅱ

2009-08-24 23:04:30 | 旅行
8月7日(金)時々朝早く目覚めたので、5時からやっている薬師湯へ行ってみる。


薬師湯

長命館の桶とシャンプーを持って元湯の前を通り過ぎようとすると長命館の
おかみらしき人にジロッと睨まれる。(元湯は長命館の直営)

薬師湯は洗髪なしで300円、元湯と同じだが少し近代的になっている。
しかし、ここの湯船もなかなか良い雰囲気である。

風呂から上がり、までの時間朝の散歩を楽しむ。


築二百年の庄屋の建物(だったと思う)

古い建物が多く点在し、街全体が落ち着いた雰囲気を持っている。
10分も歩けば日本海に出る。


魚をついばむ海鵜


漁船から海を眺める海鵜

ゆったりとした時間が流れる。
好きの兄ちゃんも海岸線をサイクリングしている。


造り酒屋

近くにあるもうひとつの立ち寄り湯才市の湯へ行ってみたが、午後4時からの営業だった。


石州瓦が多い温泉津の街並

お寺の境内では子供とお年寄りがラジオ体操をしていた。

旅館に帰り朝食を摂ったあと石見銀山へ向かう。

                -続く-


島根・鳥取の旅 Ⅰ

2009-08-23 01:56:34 | 旅行
三瓶山から下山し、ひと汗流そうと三瓶温泉に向かう。


三瓶温泉志学薬師湯

駐車場から南に行くとすぐにはあったが、めざす亀の湯ではない。少し先まで行って見たが見つからないので
鶴の湯に入ることにする。(亀の湯はもう少しに先だった)

湯船はひとつだけで鉄分の多そうな茶色をしている。湯は蕩々と溢れ、いかにも身体に効きそうな気がする。
ひなびた感じがたまらなく良い。
最初は誰もいなかったのでゆっくりと浸かれた。

しかし温泉津温泉の長命館へ17:30までに着かなければならないので、のんびりしていられない。

16時頃鶴の湯を出て、温泉津温泉を目指す。
17時前、温泉津温泉へ到着。


今夜の宿 長命館

思ったとおりのひなびた温泉街である。
宿についてもなかなか宿の人は出てこない。
やっと2階の部屋に通される。


長命館の階段

通された部屋は広かったが、6月の大雨により前の山が崩れたそうで、
ここへ寝るのは気持ちが良くないだろうからと言われ北側の部屋に通された。
部屋は小さいが、本来有料であるテレビが無料だそうだ。

17:30からのはひとり旅をしている人ばかり3人での食事だった。
京都から来た自転車好きの兄ちゃんと少し話をした。30歳くらいの女性がいた
ようだが、吾輩の後ろにいて顔さえも見ないうちに食事を終え行ってしまった。

後に浴衣で薬師湯に行く女性を見かけたがきっとその人だろう。


長命館経営の元湯

夕食の後、元湯へ入る。
自転車の兄ちゃんの話ではどうやら熱いらしい。
今まで入った温泉でもナンバー1のひなびた湯船である。歴史は古く江戸時代の殿様なども入っていたらしいが、
まともな洗い場さえない。7月の大雨では湯船が浸水したそうだ。

ぬるい湯とあつい湯があって、ぬるい湯で44度・・・う~んなかなか熱いが我慢すれば入れる。
あつい湯は温度計が壊れていて温度はわからない。
ためしに足を浸けるが相当の熱さである。

しかし、周りの目もあるので足を浸けた以上入らない訳にはいかないので我慢して入るが・・・
10秒も経たないうちに湯船を飛び出す。注意書きには2分以上入らないでくださいとあるが、
ダチョウ倶楽部じゃあるまいし、こんなもん2分も入れるか
温度は48度くらいらしい。

ここは源泉らしく温度調整はしていないようで、地元の人が言うには今日は丁度良い温度だそうだ。

部屋に帰っても行くところもないしテレビを見て就寝。
明日は世界遺産・石見銀山へ行ってみようと思う。

               -続く-



三瓶山

2009-08-14 00:09:20 | 登山・散歩
長らくブログを放置しておりまして、誠に申し訳ありません。
これからちょくちょく更新していくつもりですのでよろしくお願いします。

さて、吾輩今年の夏は北アルプスを断念して、8月6日~8日の3日間
家族、愛犬を残し、単独で島根県三瓶山、石見銀山、鳥取県三徳山を旅して参りました。

8月6日(木)4:30岡山市南区の出発、早島ICから山陽道、岡山道、中国道を経て三次ICを降り一般道へ
時折強いが降ってくる。

車を走らせること4時間弱少し道に迷いながら、三瓶山東ノ原へ到着。ほぼ同時にが止んだ。
しかし夏休みだというのにロープウェイは動いていない。
しかたなく、国民宿舎さんべ荘に近い登山口から登ることにする。

今回歩くルートは室ノ池(火口)を中心に外輪山を一周するコースである。

登山口8:50 孫三瓶9:42 大平山10:22 女三瓶10:52 男三瓶12:08 子三瓶13:32 孫三瓶14:14 登山口15:07


登山口

8:50登山開始 道中、多くの蜩と蛇に出くわす。
蛇は向こうから逃げてくれるので怖くはない。


孫三瓶から西方面

9:42孫三瓶山 907m到達。


子三瓶(左)と男三瓶

子三瓶の緑が鮮やかである。
石見銀山・大森地区の金物屋のおやじの話によると近年の山火事で木々が消失したようだ。


女三瓶山頂

孫三瓶から大平山 854mを経由し、10:52女三瓶山 957mに着く。
天気が怪しくなり、男三瓶の山頂は望めない。


室ノ内池

室ノ内池は三瓶山の火口で近くからはいまだにガスが噴出しているらしい。
天気は徐々に回復してくる。


男三瓶山頂上附近


男三瓶頂上

12:08やっと男三瓶山 1126m 頂上に立つ。
だが、頂上は北ノ原から来た中学生でいっぱいである。


男三瓶から女三瓶(中央)

頂上はアバンガスなどの花がたくさん咲いている。


男三瓶から子三瓶(右)と孫三瓶

男三瓶から子三瓶への下りはかなりの急傾斜で険しい。
下りきったところから見上げる子三瓶は、疲れた身体にはうんざりするほどの高度感である。


子三瓶から女三瓶(左)

13:32やっとの思いで子三瓶山 961mに到着。
そしてまた急斜面を下り、登ると孫三瓶である。


孫三瓶山頂

14:14孫三瓶山に着く。
あとは登山口目指して下るのみ。 15:07登山口到着。
三瓶山の山々は連なっているものの、全てが単独峰のようなもので、考えていたよりも相当きつかった。
歩数22500歩