大塚でつぶやく

北大塚にある、とあるおでん屋で働く夫を観察する妻のブログです。立ち上げは夫だったはず・・・・ですが・・・

人事

2008-06-29 17:47:37 | おでん屋での日常

梅雨のまっただなか、今年も人事異動がおきる。

このブログは「北大塚のおでん屋」で出会った二人が始めて、お互いがそれぞれ勝手に書くはずが結婚してしまい、「おでん屋で働く夫を観察する妻による日記」になってしまった。

ここにいたって、その大前提が覆される。

 

おでん屋に通ってくださっている方々はお気づきでしょうが、最近、厨房に彼がいなかったり、いてもほとんどおでん鍋の前に立っておらず、あまりお客さんの前にも出ていません。

それは、今日(6月29日)をもって彼はおでん屋の厨房からいなくなるから。

そう

人事異動(?)で隣の「本店」の厨房担当になったのです。
そういうわけで、今後、「おでん屋にいってトシさんと遊ぼーーー!!」
といって
「じゃぁ、大根握ってください!」
「こっちはトマトね!」

「かしこまりました。」
 へい、おまちぃっ!
トシ特製トマト握り・オリーブオイルとスパイスのきいたシャリが
極上に日本酒とあいません
よかったら過去記事とあわせてご覧くださいhttp://blog.goo.ne.jp/toshiharu_1976/s/%A4%A4%A4%E9%A4%C3%A4%B7%A4%A7%A4%A4%A1%A2%B2%BF

なんてふざけた即興も楽しめなくなりそうです。
(でも多分、「トヨシロ」と「うわきのもと」は誰に申し付けていただいても通じます)
おでんの味は新任の彼ががんばってひきついでくれてます!新生おでん屋ご期待ください。ステキな手ぬぐい王子KD君はもちろんおでん屋続投です。このまえKD君が焼いてくれた出しまきオムレツはすごくおいしゅうございました。

そしてもう一つ、私の職場(?)も変わりました。
哲さんのご紹介をいただき、「オトナ」な雰囲気とお値段で定評のある、ある銘酒居酒屋にアルバイトに出ることになりました。でっかい酒冷蔵庫を毎日眺めてうっひょう!!なんて言ってる余裕ありませんまだまだ実習生。心身の切り替え、いろいろ憶えることもたくさん、がんばります。

で、たちまち「トシ房」のあだ名募集!    って心配するのそこかぃっ!!
で、このブログの上に書く文章も募集!   だから心配するところ違っ!!


もうすぐ

2008-02-02 04:32:48 | おでん屋での日常
今月、まもなく発売の「○×チュー」←非常に有名なグルメ雑誌
におでん屋が載ってしまいます。
彼の名前と、写真つきで。


なんでも、雑誌編集の方がたまたまおでん屋に来て「是非に!」と取材を申し込んだとか。それをまた喜んで受けるオーナー様ですから、仕方ないですね。

そんなわけで、2月から3月、いつかビッグコミックオリジナルに載ったようなわけのわからない混雑が予想されます。

大変だなぁ。というより私が飲みに行くのにお客さんたくさんいたら不都合じゃないか!!!あそこは私の隠れ家なんだヨ!

今は、助手の手ぬぐいKD王子がいてくれて、彼の働きはもう、間違いなく素晴らしいので不安はありませんが

・・・・・・・・・・・・・・

まぁ・・・・・・・・

おでん、寒い時期のものなので、暇なときに是非召しあがってください。



こんなことになるって思いませんでした。お気に入りの「私の隠れ家的お店」が有名になるのって、嬉しいような残念なような。
それがダンナ様だとなると誇らしいような心配なような。
彼のお店、なら取材の可否も自由ですがなにぶん雇われの身、オーナー様次第です。



・・・・・・・・・・・・・



なじみのかたがた、見捨てないでね(笑)

ビストロ クシコ・マ・ボー

2007-12-09 01:55:58 | おでん屋での日常

11月の日曜日25日、おでん屋はなぜか一日だけフレンチレストランとして営業しました。なんでも、常連さんが御自分の会社の忘年会に「オールフレンチで!ワインは全部持ち込むから!」と仰ったのがきっかけとか。

うむぅ・・・・・それは面白い・・・・・正直、自分が彼の料理の一番のファンだ!と思っているので他のお客さんにそんな美味しい機会の先を越されるなんて。結婚してもほとんど彼の料理を食べられないのに口惜しすぎる。

あとで、何をつくったのか聞いてみました。

「え~と、まず、アミューズでパン2種に谷川さんところで習ったソースをつけて、半熟うずら卵にナントカで、○○を△○してぇ、フォンドボーがないからハチミツをホニャララして、ナントカをどうこうして・・・・・」

 

待て待て待てーーーー!!!!
何を言っているのか全くわからんぞ!!

 

で、食材と調理法解説つきで説明してもらいました。

アミューズ(どうやらお通し、突き出しのようなものらしい)6種
・半熟うずら卵とトリュフのコンフィ(トリュフ茸を低温の油で煮たもの)のピンチョス(要するに楊枝で留めた)
・ミニポテトチップス、シェーブルチーズ(山羊のナチュラルチーズ)と生クリームにエシャロットのみじん切りを混ぜたディップを添えて
・干し柿&バター
(巻いて切るだけ)
・自家製ほろほろ鳥の生ハム
・アボカドのラタトィユ載せ
・小豆島産オリーブ塩漬け

・パン2種(買ったもの)、バターと、お好みでスパイスを加えたオリーブオイルで

前菜は、サラダのみ。というかコース料理を逸脱してコレとメインディッシュとデザートだけにしたとか。
・海鮮サラダ
瞬間燻製ホタテ、塩茹でのミル貝、シェリービネガーでソテーした海老、巨峰、湯剥きして白ワインとハチミツでコンポート(って何?)したプチトマトに、シェリービネガーとバジルと胡桃等木の実を摺り込んだドレッシングで
←もうこの辺りで聞くのも脱落気味(笑)

メイン
・宮城牛のステーキ(厚さ5cmほど)のステーキフォワグラ載せ
「ステーキって、塩コショウじゃだめなの?」と問うたら「ステーキといえどソースがしっかりしていないとフレンチとはいえない」という厳然たるお言葉で・・・・・
ソースは「フォンドヴォーがないから、まず、ハチミツをキャラメリゼ(カラメル状に炒ることらしい)して甘口のポートワインにエシャレットをがっつり入れて煮詰めて鶏ガラの出汁で煮詰めてバターでとろみをつけて・・・・」

内心(ごめん、もうわからんけぇええわ・・・。)

食後
・チーズの盛り合わせ3種(何だったか忘れました)乾しブドウを添えて
デザート

ガトー・ショコラ 彼はこれが得意でよく焼いてくれますね。

はぁ、やっとデザートまでいきつきました。
自分が食べられなかったメニューについて長々と書くのってなんか寂しい。

写真はアミューズです。

店長、お疲れ様でした 先日は休日出勤しておでんの宅配やってたし(笑)仕事熱心は見習うべし。


白鴻の会inおでん屋

2007-10-06 18:08:48 | おでん屋での日常

去る9月10日月曜日、おでん屋で蔵元を囲む会が開催されました。

今回は、広島・盛川酒造さん「白鴻を囲む会」。
これまた、先日の「奈良萬」に続き、店長主導で開催されました。

盛川さん、「蔵元を囲む会」ってなんだか意味がわからなかったらしく
「な、な、何をすればいいんですか?何を話せば??」と大焦り状態だったとか(笑)それにトシ房答えて曰く「お燗番してください。」

う~~ん・・・・

今回は、久しぶりに私も参加。巣鴨きっての才媛BUNさんもご参加とのことで、再会に胸も弾みます。
お店に入ると、「あ、ハルさんとBUNさん、そこね」と、酒冷蔵庫のまん前、窓際に酒樽をテーブルにした二人がけの席を示される。まるでお誕生席だ、こりゃ。女将・ゆきえさんが「悪いんだけど、haruさん、HP用に写真撮っててくれないかしら」わかりました。カメラマンのために絶好の席をご用意くださったのですね。


まずはおきまり、マスターのご挨拶。


今回もお料理はお肴箱。左上から
 ・ブロッコリーのおひたし
 ・スルメイカの自家製塩辛
 ・鰹のたまり醤油ヅケ
 ・金目鯛 白鴻本醸粕漬け焼き
 ・茄子の酢の物
 ・フランス産鴨のロース焼き
 ・コンニャクの甘辛煮
 ・おしんこ
 ・穴子寿司
これに加えて冷奴、肉じゃがコロッケ、おでん3品が出てきました。
前回「奈良萬の会」のときややボリュームが足りないという声を受けてか、今回はかなり緩急つけたメニューです。

しかし・・・・・・・・

何故肉じゃがが豚肉なのっ?←軽くBUNさんと言い争い勃発

そのとき初めて、肉じゃがは関西では牛肉、関東では豚肉が一般的という違いを知る。

さてさて本題のお酒は
◇白鴻 純米大吟醸「沙羅双樹」
◇白鴻 吟醸生貯蔵酒「宵」
◇白鴻 特別純米(緑ラベル)
◇白鴻 特別純米生原酒(緑ラベル)
◇白鴻 純米原酒熟成15BY(青ラベル)
◇白鴻 純吟無濾過生原酒「広島雄町」
◇白鴻 純吟無濾過生原酒「千本錦」

まずは、沙羅双樹(冷や)で乾杯。
あとは順次、冷や、お燗、それぞれ飲み比べられるように盛川さんご自身がつけてくださる。ヨッパライたちはだんだん、お蔵さんだということを忘れて「今度は大吟醸のぬる燗を!」「宵を冷やで!」「千本錦を熱燗で!」と、そりゃもうかなり我儘な騒ぎに。
おでん鍋でお燗する盛川(兄)さん、大変です

さて、恒例「じゃんけん大会」。
3択の蔵元クイズに正解した方がじゃんけんをして、蔵元グッズを競います。
今回は2回あり、第一回は「沙羅双樹」Tシャツ、第二回は前掛け。
マスターからの出題「さぁ、この盛川氏は創業から第何代目に当たるでしょうかぁ?」
←答えは(確か)七代目
正解者数名がじゃんけんをします。
←じゃ~んけ~ん・・・・
Tシャツをゲットしたのは酒の会初参加の女性、前掛けは・・・・後述。


ひととおりお料理もお酒もまわり、いつのまにか社長・盛川氏も飲みに参加です。

んっ?なにやら壁に描きはじめた人がいるぞ?

ぐわっ、「酒のほそ道」のラズウェル細木さん!!!(二回目のじゃんけんで前掛けをゲットされたのもこの方です)
店内の壁には「試してガッテン」の志の輔師匠や、「十四代」高木顕綱さんのサインがあり、どこに描くか・・・と迷った氏は何故か「十四代」の横を選ぶ。何かあるんですか??

そこで本来はルール違反なのですが身内の情報漏洩によりぬかりなく単行本を持参した私、サインをねだる。しかも、二人分・・・・
 トシちゃん江
 ハル賛江

ラズウェル氏、「えっ、もう酔っちゃってるから・・・」といいながら快く岩間宗達入りサインを描いてくださいました!余談ながら本店の哲さんも氏の作品はかなりディープに愛好しているらしく、最後は哲さんトシさん、握手を求めていました。なんだかねぇ。

22時すぎ、舞浜地ビール醸造担当の園田氏たちと一緒にお店を辞しておひらき。大塚駅に向かうラズウェル氏、お連れの方と「う~ん、この後は、、馬場かな」とつぶやきながら消えていかれました。

お燗の会、良かったです。とても心がぬる~くあったまりました。
白鴻さんは、なんと私の実家のすぐ近所、宮島口は穴子の名店「うえの」で毎年お正月に酒の会をされているんだとか。全く知りませんでした。ううむ、これからは実家でお正月を過ごすときは是非参加したい!!


王子ナイス!

2007-08-06 01:32:06 | おでん屋での日常

8月2日木曜日。

最近、木曜日の夜遅く(といっても22時ごろ)におでん屋にいくことが多いです。
家計収支のバランスからいって、ひとりで外で飲むってことはほとんど不可能になった私の、ちょっこりとした楽しみ。

扉をあけると、店長独りがPCに向かっていた。
うーむ、さすが、このところ0時前に帰宅するだけはある暇っぷり。

本日のお通し
・もやしナムルの温玉ぞえ(まぜて食べる)
・枝豆

この季節はやっぱり、枝豆が美味しいですねー、と言うと

「茹で方も絶妙ですからね。」

と返される。
それを言わないほうがオクユカシクて良いのだよ、料理人諸君。
何も知らない女性客に「クール」で通っている君のイメージが泣きますぜ。←かつてそう思った女性客のひとり

お酒
・澤姫(栃木 井上清吉商店)純米吟醸


あ、久しぶりにいただきましたこのお酒。栃木のお酒、美味しいの多いですね!個人的に、栃木、山形、静岡のお酒に好きなのが多いようです。

ついで、お水を持ってきていただく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

またきたぞ、第二弾。←店長の小技の過去記事をご参照ください

デザインは素敵です。手間もかかってます。

でもなぁ~。
「折戸通りを育んだ北大塚・・・」ってのはあきらかに意味不明。
だって、折戸通りって地理的には江戸後期にはあった道だし、「北大塚」という地名はものすごく新しく当時は巣鴨村の一部だったし、それ以前に、というかとどめに北大塚・・・蒸留水って、ぅをおい!!バカにしとんのかぁ!?
明らかにどこかの、意味不明な売り言葉つけたミネラルウォーターに対するあてこすりだろ、これっ!!

店長が、こんなヒネった小技をするわけがない。
この芸風は・・・・・・

やっぱり、江戸好きKD王子でしたっ!!

なかなかやるな、おぬし。
けどその芸風を理解してくれるひとは、けっこう少ないかも・・・・・


またおでん屋

2007-07-15 15:43:33 | おでん屋での日常

7月14日。

またおでん屋さんに行ってしまった。
単に、生ビール飲みたくて。

いや、絶対に暇だろうと読んでのことですけどね(笑
昨日ずーーーっと雨だったし。
いや~、「七本鑓」(滋賀県・冨田酒造)、仕込み水ラベルもかっこいいですね。シンプル、豪快で。(なんて思っていたら表の文字は北大路魯山人の筆だったのね)

え?生ビールのみにいったんじゃないのかって?

はい、いただきました。先だって、女将さんと店長にくっついて行った酒屋さんで見つけて購入された「東光 冽」純米吟醸無濾過生原酒・山田錦・精米歩合40%。

・・・・・で、どういう理由で限定醸造だったのか忘れましたが、表にラベルのないヤツ。

これが美味しかったので、勢いづいて次を店長にお願いすると
「じゃぁ、久しぶりに而今いきますか!」
待ってました!店長大好き←そこは違うだろ

だって、以前哲さんに「ジコンください」って言ったら

「だめです。」

・・・・・・・・って別のお酒出されたんだもの(T_T)
まぁ、彼がこういうときは大抵、予想を裏切る美味しい(つまり、ジコンの名を聞いて私の体調を知ってよりぴったり私好みの)お酒を出してくれるのでいいんですけどね。

あ~、それにしてもまだ22時なのにお客は私独りになってしまった。雨はやみそうもないし・・・・

と、22時半にマスターからお電話。もうお店を閉めていいって!?
やったぁー!もん家いくー!と、店長が急に盛り上がる。よくわからないけど盛り上がりまくっている。

で、もん家さんに電話する。
相変わらずお忙しそうだ。もん家さんは夜遅くなるほどみっちりと満席になるから。
「あと3席空いてますよ!」
よし、じゃ・・・となったとき、女将さんと哲さんも行くかどうかという話になり、しばし待たされる。結局、23時半過ぎる。
で、もう一度電話する。
「あー、席埋まっちゃいました!」

・・・・・・・・やっぱり(ToT)

なんだか自分の誕生日でもないのに誕生日なみに盛り上がっていた店長、かなり盛り下がる。女将さんも「それなら帰るわ」ということに。
どうしても飲んで帰りたいらしいので、近くの台湾料理屋さんでいろいろ食べて帰る。

雨は、一晩中降り続いた。


ひとがぐるぐる2

2007-07-05 17:36:22 | おでん屋での日常

近頃、某Eちゃんさんとつるむことが妙に多い。偶然お店で居合わせることもあるけれど、お互いが誘い合うこともたまにあります。某ブログで「井こしの迷惑客」とか言われているけど、最近はよくおでん屋に来ておられるようで。

彼女の目的はお酒と、王子(笑)!
私の目的は、お酒と、店長(笑)!

お互いかなり不純な動機が一致。


って、おい!・・・・・あんたは夫を店まで追いかけるなって?
一般にそれをのろけというって?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いいっじゃーん。(あれ?ダレかこんな口調の人がいたような・・・?)

本日のお通し
・和牛のタタキ
・こんにゃく刺し

お酒
・エビス250ml缶(ここ最近のサービス)
・あれ?忘れちゃった。自分の好きなお酒だったんですが。

30分ほど後、某巣鴨周辺管理人つー様がご来店!!
ラシャーマセー!」
「どもでーす」「どもでーす」
という挨拶を交わす。

・・・・・・・ここは井こしか!?

予約のお客様と、新規のお客さんが来て座れなくなったので早々に店を出て、なぜかどちらから誘うともなく「もん家さん行きますか!!」と巣鴨に向かう。あああ。Eちゃんさんもとうとう巣鴨周辺地酒探求群に入ってしまった。

お店に入ると、今日はHD子さんの日。ラッキー♪←才色兼備のカリスマ店員さん

もう、ここからは痛飲まっしぐら。松の寿 夏のうすにごりを飲み干し、もうひとつ栃木の、廃業したお蔵さんの最後の一本というのをいただき、あ~、もうだめだ。彼女と一緒だと何故か私はタガがはずれて飲みすぎるのです。

と、なんとなく日本酒蔵っぽい二人の男性がご来店。なぜか、最近そういう関係の方って、わかる気がする。鼻が利くようになったというか。
果たせるかな、茂樹さんご来店。お二人は栃木「鳳凰美田」の小林さんと、中野の酒屋さん「伊勢勇」の店長さんでしたビンゴ!

「ってことはそろそろいらっしゃるかもね」と噂をしたまさに5秒後つー様たちがご来店。またまたビンゴ!今日は鼻が利いています。

ちょっと夜ふけて、ハードワークの常連にゃにゃさんがぐったりしてご来店。
ややあって「0時過ぎのシンデレラ貴公子(まだいうか)」さんせー様ご来店。
あっ、もうそんな時間デスカー。

とどめに、お店をあがった店長と女将さんがご来店。満席補助席御礼。店長はしっかりと食べて、夫婦のダイエットは振り出し・・・・・ダイエットって、たった一日で崩れ去るのね・・・・Eちゃんさんが独り帰られた後もネズミのように飲み続けていた私は、連れて帰ってもらいました。でも、私達がお店を出た後もにゃにゃさんとさんせー様残ってましたからね・・・・・。

ところで、女将さん(「本店」の)。 「もん家さん、営業一時までって、ご存知でした?」

 

「えっ。あらまあ。

一時までに入ればいいと思ってたわ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もん家のおかみさんも、本当に、大変です。ご苦労さまです。
店長を、女将さんを、マスターを、Eちゃんさんを、紹介したのは私です。ごめんなさい。いつもありがとうございます。ホントに、お世話になっています。


また小枝を・・・・

2007-06-27 17:55:36 | おでん屋での日常

6月20日。

そろそろヒマヒマになってきたおでん屋にまたお通しチェック隊潜入。

本日のお通し
3点盛り合わせ
・砂肝のコンフィ←隠れた定番
・姫竹の粕味噌煮
・ゆば刺しもん家風←つまり塩昆布+油を豆腐にのっける「変わった奴」の変形
別皿(右)
・マグロづけ焼き

いーですねいーですねー

おまけに、「20時までのお客様にサービスです」と、エビスの250ml缶とグラスが。

いーですねいーですねー

でも、体調がすぐれない。
できるだけ軽いお酒がいいんだけど、あまりそういうのなさそうだし。
大好きな七本槍なのに、美味しいのに、どうにも盃が干せない。

 

・・・・ところで。
お店に入ったときから非常に気になるコレはなんですか?
←空き瓶に店名ラベル
KD王子曰く
「それは隊長としさんのです」。
(すっかり『隊長』という昔のニックネームが復活している・・・)

さらに成分表を細かくみると・・・

原材料名/米・米麹・真心・優しさ・おでん
満足歩合 120%
開店年月 04・9

わははははっ、なんじゃこりゃ?←つかささん風

全く、先日のとし銀千円札といい、ご予約札といい、こういう小技が得意な御仁じゃ。
元になったラベルはレイアウトからして本丸なんだろうなー。

さらに瓶の裏は、おでん屋オススメ主力酒のメニューになっている。

なーるほど。

と、そこへおなじみ哲さんがやってきて、「トシさん、お願いがあります!」「このラベル、本店のもつくってください!」

トシ房、「え~~~~~~。
これだって相当面倒くさかったんだよ~~~」

って、アンタ・・・・でも、結局こういうの、好きでないとできないでしょ。

オモシロいもの大好き、店長。
サプライズ小技大好き、店長。

結婚したとて、たまにはおでん屋にのぞきにいかないと気がすまないのは、こういうネタさがしにもなるからです。

でも、仕事終わってふらっと入った居酒屋で、こんな変な小技がしかけてあったらちょっと楽しくなりませんか?


避難所?

2007-06-10 13:33:12 | おでん屋での日常

先週末のある夜。「ヒマだから今日は早く帰れると思うよ」というメールを受け取って、私はいつでも晩御飯にできるようにお帰りを待っていました。

けど、結局店長が帰ってきたのは2時をまわった頃。何してたの??

「いやー・・・・遅い時間にね・・・・・」

以下、店長談です。
ヒマだし、もう片付けっちまうかなーと思っていたら、23時ごろ茂樹さんがご来店。
『仕事終わって店(もん家)に顔出したら手伝わされちゃってさー、避難してきました』

うちは避難所ですか?←つかささん風

23時半ごろ、ご近所「蒼天」のご主人テルさんがご来店。
「ぁ、ちょっと、片付けの途中なんですけど・・・・逃げてきました。」

うちは避難所なんですね?←つかささん風

 

 

そういえばマスターも「やぁれ、一休みすっかぁ、、、、ぃやー本店いってるとかみさんがねぇ」っておでん屋に逃げてきてたもんな。テルさんや茂樹さんはともかく
アンタは店の人でしょう?

まあ私も、おでん屋のそういう雰囲気を愛している一人なので何もいえませんが(笑) 


奈良萬とおでん屋を囲む会

2007-05-24 17:39:02 | おでん屋での日常

5月21日月曜日
店長は、休日出勤しての、会である。

前日、「ドタキャンが相次いでさ~・・・・」の言葉からここで公開呼び出しをさせていただいた方々、即レスありがとうございました。ここでお礼を申し上げます。

さて、当日19時前、扉を開けると、すでに二人、コワモテのお兄さん方がなにやら慣れた様子で髭のマスターとくつろいでおられた。
あれ・・・・・?この恐い顔の人、どこかでお会いしてる・・・・??けど思い出せない。あちらも、どっかでお会いしてますよねー、といいつつ思い出せないよう。

「お会計まずこちらですよー」と、半分金髪の哲さん。今日は貴方なのですね。
余談ですが私が境港に行ったとき、哲さんの話になると姉は必ず「哲さんって、あの『頻尿』哲郎?」という。

・・・・・・

「・・・・・お姉ちゃん、もう頻尿治ってるんだしそれは・・・・・・」

「いーや、悪いけどアタシの中では彼はもう『頻尿・哲郎』なの。あの、『本当の姉妹ですか?』っていきなり言った子ね」←別に根に持ってるわけではない

やがてぞろぞろと面子が集まり、私の真向かいの座ったのは緊急招集にすぐ答えてくださったnobuさんと、「もん家」酒仕入れ担当茂樹さん。「いやー、昨日の酒がまだ残ってましてねー。」(←そのときは「?」でしたがどうやらこういうことだったらしい)

そ、そんなんで大丈夫なんですか??今日は奈良萬でヘベレケの会(←違)ですよ?

店長の定位置、おでん鍋の前には店長にまさるとも劣らない巨躯の東海林さん(夢心酒造の方)が。実は違和感がないので最初気付かなかったのです(笑)。彼が本日のホスト役です。

各自の席の前には既に、お肴箱とメニュー&お決まりのアンケート用紙。ずらりと大徳利と大小ぐい飲みも並びます。

挨拶も済んで箱を開けると

おおっ。
いつもは大皿に盛って各自自由に取る形でしたがこういう形式でキタカー。
左上から
・カリフラワー&ホウレン草の木の実和え
・スルメイカの肝あえ
・喜多方より 身欠きにしんの山椒漬け
・トマト&チーズの煮込みハンバーグ
・新ワカメ、生青海苔と人参の酢の物
・熊本産赤ナスの鶏皮味噌田楽 焼きネギ、シシトウ添え
・奈良萬粕漬け、お新香
・五目稲荷寿司
・フルーツ(イチゴ、洋ナシ)
このほか、お通しとして初かつお香味サラダ仕立てと、合間合間におでん三品(大根、玉子、新牛蒡肉巻き)が供されました。

しかし・・・・

隣に座った女性はお腹がすいていたらしく、日本酒二種めくらいでぱくぱくぱくっと完食していたし、かたや向かいの燗酒ブラザーズ(nobuさんと茂樹さん)はスルメイカとか、ニシンの山椒漬けをちびちびつまみつつ大吟醸も吟醸も純米もずーっとお燗、お燗でひたすら飲みつづけ。私は・・・トマト&チーズの煮込みハンバーグをどのお酒で食べるか?と頭をひねっていました。まあ、店長らしいやさしいお味だったので奈良萬ならどれでもいけましたけれどね!

あっ、ここまで書いてお酒全然書いてない(汗)リストもないし・・・えーとえーと確か・・
・純米大吟醸(五百万石49%夢酵母)生詰め 一年熟成
・純米大吟醸(五百万石49%夢酵母)火入れ
・吟醸
・純米
・・・・・以下記憶ナシスミマセン・・・・誰か補完してください。

「もともとお燗に向いてますからねー、どんどんお燗して召し上がってみてください!」のお言葉通り、ぬる燗がなんともいえず。ウマカッタです。

22時ごろ、他のお客様はひけて、残るはコアな日本酒好きばかり。
そこで話をぼんやり聞いているうちに、あっ!!あのコワモテのお兄さんは、そうだ!!テルさんたちと行った、池袋「とりの」の方々だ!(←前日に茂樹さんやつかささん、「蒼天」テルさん、さんせーさん、哲さんたちが集って飲んでいたお店)
茂樹さん、昨日の続きのように飲み続ける。強ぇ~・・・・
そんなところで私は退散しました。

後日譚。
今回は久しぶりに「酒の会」参加しました。というのも、いつもはキャンセルが出ても店長はそれほど必死に集客しなかったし、私にも、高価いし、無理しなくていいよ、くらいな言い方だったのに今回ばかりは「全部オレの料理なんだから、久しぶりに食べてってよー!」なんてお誘いくださり、なんだかえらく今回は積極的(失礼)だなぁ、といぶかっていた。

今回は、メニュー・名簿管理・集客・酒造さんとの連絡等々、すべてトシ房がメインコーディネーターとなって頑張ったのだそうです。
なるほど。それは熱も入りましょう。
オトコとしての、仕事の腕の見せ場でもあったわけですね。

お疲れ様でした店長っ!
そしてご来店くださった皆様、本当にありがとうございましたっ。