続く予告してからまた半月も放置という、まったくやる気のないブログ。すみません。
宿の予約がとれていなかっただけのか、ホテルを間違えたのか?確かめなければ!
と、いってもそこは柳井という田舎。ネットカフェなんかあるのか~??とおもったら、とびこんだホテルのフロントの方が親切に、場所を教えてくれたのでさっそくカチャカチャカチャ・・・・ どうやら予約していなかっただけのようだ。結果的にその親切なホテルに泊まることができて一安心。
翌日は、白鴻・盛川さんオススメ、というか自分ももちろん知っていますが岩国市のちょっと山手にある「山賊」で昼食をとってみるわいと、足をのばす。
いくつも建物があり、よく全体を見渡してみると昔の集合寺社を改築したものらしく、「本堂」のつくりはたしかにすごいです。3階建てくらいの高さのある、吹き抜けの大広間は、天井まで壁一面を甲冑が飾り、他にも堂々としたインテリアが見ものでした。本堂の裏に滝が流れ池に鯉や家鴨が泳ぐ、テーマパーク化した居酒屋です。まあ一度店長にも見せておくかという程度のこと。大きなおにぎり(山賊おにぎり)とかブロイラーの腿一本の串焼きとかが名物ですが、私は、モモ焼きのあまいタレが懐かしかっただって子供の頃から何度も来ましたからね
さて午後は、実家に帰って、これも経験と宮島へ。残念ながら潮が満ちてきて鳥居の下にはいけませんでした。神殿の下にもぐって「足」を見たりしました。
店長はヤドカリや巻貝を傘でつつきまくるという鬼畜な遊びに没頭していました。まあ、、予想の範囲 彼もまた神社仏閣だの建造物だのに興味を示さないのでした。
そういえば、岩国から帰ったときも父が迎えてくれ
父「どうじゃった、錦帯橋は」
トシ「ああ・・・・橋でした」
父「ほうじゃろう、ほうじゃろう!なんで橋なんか見にいくんかと思うたわ!」
・・・・・・・・なんなの、この会話・・・・・・・・
夜は廿日市にある和食処「旬菜 蔵」へ。ここも白鴻・盛川さんの紹介です。ちょっとお高くて、かわったお料理がたくさんのコースでした。個室にカウンターがあり、カウンターの後ろ壁際に砂が敷かれ季節の植物が活けられているという、なんとも奇抜なインテリアでした。
そんなこんなであっというまに最終日。この日は伊丹さんのオススメ、ご紹介でいってきました「金冠黒松」っ!!
岩国駅まで逆戻りして駅構内から出ているディーゼル車「きらめき号」に乗り換える(なぜかJRではないので、SUICAを使ってしまい大変なことになったのですが)。 ・・・蛍??錦川清流線だからか
新幹線の新岩国駅のすぐ目の前にあるのに秘密の抜け道を知らないとたどり着けない所に、村重酒造さんはありました。
こっちは裏側、訪問者が仕込み水を飲めるように改築中 由緒ある井戸に鳥居
広い倉庫に4台の縦型精米機っ! そして片隅にサンドバッグ・・・
昨年の仕込みはたった4人でやったとか。サンドバッグは鬱屈する仕込の日々のストレス解消なのだそうです(笑)
・・・・実は、私も店長もここのお酒を知らなかったのです。
内心、「美味しくなかったらどうしよう」とか思ってました。
飲んでみたら、新バージョンの「日下無双(ひのしたむそう)」は赤いボトルといい、味といい近年まれに見るヒットでした!!大吟醸 山田錦(新酒品評会出品酒)も美味しかった~。日本酒仕込みの梅酒も、甘くなくてきりりとして個性的。久しぶりにいいお酒に出会った!と満足。2009年春季 全国酒類コンクール 吟醸・大吟醸部門 第一位・2009年度 モンドセレクション 最高金賞・平成20酒造年度 全国新酒鑑評会 金賞 というトリプル受賞蔵だということすら調べずに行ったのだから無礼失敬千万夫婦です。
そして、ペアでTシャツやら升やら菰樽の置物やらたくさんお土産を頂いてしまいました。お蔵を案内してくださった先代社長の息子さん、私の知人「与一」さんに似ていて、笑いました。
さて、これにて広島行は終了です。広島といってもほとんどの時間を山口県に滞在していたんですが。滞在中にもちろん2度ほどお好み焼きを食べ、店長はお好み焼きについて何かを悟ったと呟いてました。駆け足だったな~