夏休みの父の「あんなもん、橋じゃぞ!」発言。
いつだか、境港のお義兄さまがおでん屋に来られたときのこと。なんということもなく、家族の話などをしていたら
「そういやあ、お義父さんといえば・・・・・」
父といえば?
「(姉とつきあっているということで)初めて実家に行ったとき、しばらく絶句した後
『なーんとまあ物好きな!』
『こんなんのどこがええんじゃ??』って、マジに言われた」
「あとお義母さんもさ、『○○君は男子校だったから・・・・』って、まるで女性を見る目がないみたいな言い方された」
そうでしたね。おまけに父は姉の短所(でもないものを多数含む)をこれでもかとばかり義兄の前で並べる暴挙ぶりでした。
「結婚のご挨拶をしにいったときもフツーは『苦労させたら承知せんぞ』とか『娘は「やらん』とかいうじゃん。」
はいはい。
「あいさつしたとたん、間髪入れず
『返品はきかんぞ!!』
って、言われたんでかなり驚いたよ。」
言いましたね。
断っておきますが、姉は決して不器量なほうではありません。父の好みとは違うのでしょうが、どんだけ娘を低く見ているんだ、父。
「あと結納のときもさ、俺の両親が黒留袖に三つ揃いのスーツを着ているのを見て
『あがぃに正装するなんてきいとらんぞ!おまえ、そういうんは早う言えやぁ』
って、姉にむかってでかい声で言ってたけど、俺の両親に聞こえとるっちゅーに」
・・・・・・・・・・・・・す、すいません。
先月、祖母の通夜と葬儀のため帰省した際、斎場の控え室で私に労をねぎらうような営業をスマイルを向け、私が変な顔をすると
「なんじゃ、haruか!どこのおばさんかと思うたわ!!」
と、つい数ヶ月前に会ったときと同じ事を言い放った父。葬儀で集まった父の妹である叔母にも同じ事を言ったとか。
通夜の食事が終わるか終わらないかのうちに、ごろりと寝っ転がって喋っている。
ここはウチじゃないんだよ、お父さんほかの叔父さん叔母さん誰もそんなことしてないよう
裏表というものが存在しないといえば格好よく聞こえますが・・・。