大塚でつぶやく

北大塚にある、とあるおでん屋で働く夫を観察する妻のブログです。立ち上げは夫だったはず・・・・ですが・・・

パンツのゴム

2011-04-09 18:43:50 | おでん屋の外での日常
我が家は、ボロボロになったTシャツなどを、洗濯後に切り裂いて油をふいたりするのに使っています。
連れのパンツも、けっこう布がとれるので使います。
しかし、ゴムの部分はどうしようもないので捨てます。

先日、切り裂いたあとのパンツのゴムを捨てようとしたら、愛猫ワサビが目を爛々と光らせて飛びかかってきました。
もう、くんずほぐれつ大興奮。パンツのゴムで。

なんなんでしょう。
ただの紐とはちがう、この、弾力がいいのでしょうか。蛇っぽい長さや色がいいのでしょうか。

ひどい両親

2009-06-12 17:11:44 | おでん屋の外での日常

先週、祖父が危篤ときいて、慌てて帰省した。

自宅近くの駅で、階段を降りていくと、父が、誰かを探しているように階段の上のほうへ視線を漂わせている。また父のボケかなと思い、肩をたたくと

「ぅおっ!どこのオバサンかと思った。haruを探してたから」
・・・・いや、私だから。久しぶりだね、お祖父ちゃんのよう・・
「髪型のせいじゃ、おまけにぶっくぶっくに肥えてから」
「ほんまじゃぁ、あんたぁ、変な髪にして、老けて見えるよ」
・・・・・うん、で、お祖父ちゃんどんなん?
「あんた短いほうが似合うんだから切りなさい」

 

会話になってねぇ!!

 

自宅に着くと、何故か10年前くらいの写真が数枚テレビボードの上に出されている。
「haruもこのごろはきれいだったねぇ」「ほら、短髪の方が若く見えるし」
・・・・何のつもり?

食事の最中も、
母「ほんまおっかしげなわー、何故切らないの?」
私「お金がなくて・・」
母「あげるから明日切ってきなさい」
私「うん、でもほら今日5時間半かけて帰ってきて明日夜行バスだから、時間と体力が・・・」
母「カットだけでいいじゃない!」

この一連の会話×3回。出会って、まだ一時間。
さすがにうんざりしたため、「わかった!はいもーうわかったから!!」←キレた
母「大体、服装も・・・まぁ、言わないでおくけど」
それ言ったと同じだよね!?このスカート、先月姉から貰ったものですが
何か!!??お姉ちゃんがこれ着てたときあんたたち何か言ってた?

翌朝、起きたら母が美容院を予約してくれていた。
一時間ほどで、祖父の見舞いをすませ、美容院へ。
「すみません、カラーリングもパーマも無しで落ち着く短い髪形にしてください」
美容師さんを困らせる。
美「えっ、え~っとですねー、そう・・・ですねー」
美容師さんを相手に、さんざんぶちまける。
美「じゃ・・じゃぁもうショートにしちゃっていいですかね、
でもスタイリングはしてくださいね、でないと中学生・・・に(苦)」

帰ってきた私をみて若くなった、そっちが似合うと両親は大喜び。

その後、私の血圧が高いと知るや
「あんたそりゃ、薬のまなきゃいけない値だよ!」
「とつぜんぶっ倒れるぞ!」
はいはい、すばらしい診断を下す名医ですねご両親さま。
帰りぎわ、おもむろに母が
「あんたねぇ、肥満体質未出産高血圧、もう乳がんになりやすい体質
ど真ん中じゃないの。毎日自分で検診するんだよ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

髪に満足したらつぎは乳がんときたか・・・・・

 

翌朝、夜行バスで帰ると、出迎えてくれたワサビは
「ニャ~・・・ニャッ?」と背中の毛を逆立てた。
夫はしばらく無言であったが、「意外と、似合うかもしれないね」と数日後につぶやいた。


おそるべし妖怪列車!

2009-04-21 15:44:47 | おでん屋の外での日常

うなぎ屋が閉店して一週間。職を失った私は、また鳥取・境港の姉のところへ転がり込んだ。

考えると、私はここお5年間、毎年4月か5月に仕事を辞めているので、結果的にしばらく姉の家に逗留することになっている。姉も5月から6月が繁忙期になるため、この季節の労働力に組み込まれている・・・・まるで姉がシャトーを経営していて、ブドウの収穫をプータローの妹が手伝いにいくみたいな図だ。

さて、境港に行くには夜行バスで米子まで出て、「境線」と呼ばれる1.5時間に1本の電車に乗るのが効率的。

この境線。まず、改札をくぐると、ネズミ男が出迎えてくれる。そしてよーく見ると、まるで日光鬼怒川温泉行き特急列車のごとくホームのかなたはずれに「境線は0番ホーム」という案内板と、小さな車両が見える。
 写真は去年のですが

近づいて、その異様にたまげる。
 猫娘かぃ!!
 入ってみて、ますますおどろく。
見えにくいけど、天井に猫娘がしどけなくねそべったりポーズをとっているのだ。

境線はもっぱら地域の人の通勤・通学に使われているディーゼル車だ。朝の車内は高校生や中学生がいっぱいで、テストやクラス替えの話をし、携帯電話をもてあそび、日常を満載した気動車が田園風景の中を、ゆっくりと走る。

 目玉おやじ車両。自宅近くの踏み切りで撮影

おそるべし境港・・・・


鰻屋3題:3

2009-03-30 21:12:12 | おでん屋の外での日常

鰻屋の前に、よく猫がいるのは、ご近所の皆様ならご存知と思う。
冒頭の写真、なんだか一匹の胴の長い猫が看板の後ろにいるように見えて面白かったので撮ったもの。(実際は頭:お母さん猫、胴:息子。)他に息子と同時に産まれた短毛の娘と、夏に生まれたチビちゃんがいる。

先日、出勤するとドアの前になんだか赤茶色のかたまりが・・・・

 ハート型に見える。
モップのようなお兄ちゃん猫に、チビちゃんがくっついている。
この二匹は仲がよく、チビちゃんはいつもモップ君についてまわって遊んでいる。

でもねぇ、そこに入りたいんだよ。
と近づいたら、チビちゃんに「フシャーッ」と威嚇されてしまった。とにかくこの家族は、モップ君を除いて餌をくれる人にも決して触らせない。

うなぎ屋店主・鳴海氏はあの懐かない猫どもにどれだけ近づけるかいつも挑戦している。
たまに、ちょっと店を抜けて帰ってきたとき、「触ってやりましたよ!」
と小さくガッツポーズをつくる。

そんなときの鳴海氏の顔はほくほくしている。
・・・・・猫が好きなのかな・・・・・

ここ二ヶ月ほど、お母さん猫が姿を見せない。
なんとなく心配していたのだが、昨夜、おなかをぱんぱんに膨らませて帰ってきた。

また、ここで産む気なのだろうか。

 

 

そして、鰻屋は昨日3月29日、仔猫の声を聞くことなく閉店した。


鰻屋3題:2

2009-03-19 18:10:01 | おでん屋の外での日常

ある、閉店後。

鰻屋マスターが「お客さんにもらったんですが飲みますか?」と声をかけて下さった。

彼が冷蔵庫から取り出して持っていたのは

紙パックに入った、所謂『ソフトクリームの素』。

 

・・・・・・・・・

 

ボケているのか真面目なのか。指摘するべきか。

しばらく迷ったが、勇気を出して言った。

「・・・・マスター、たぶん、それ、飲み物じゃないですよ・・・・」

「ええっ!?」

「それ、喫茶店とか路地売りしてる、あの、ソフトクリーム機に入れる、ソフトクリームの素っす」

「えええー!?  飲む気満々でしたよー」

(天然だったか・・・・・

そのお客さんはどういうつもりでくれたのか。しばらく二人で首をひねった。
その後、水とコーヒーの粉を入れると、缶のカフェ・オレそっくりになることがわかり、おやつがわりにちょくちょく飲んでいる。


変な特技?

2009-01-22 20:08:54 | おでん屋の外での日常

近頃、あたりまえだと思っていたのだが、他人に畏敬の眼でみられる
変な特技(?)が判明した。

ペットボトルの処理って、
① ラベルをはがす
② 口のリングをはずす
③ つぶす

という三つの過程で捨てるべきという、これって常識だよね?

と思っていたら、意外にあまり守られていない。以前から、自宅に頻繁にペットボトルを持ち込む夫のモラルがなってない!片付けは貴方にまかせる!と言ってみたがどんどんと室内に未処理にボトルが溜まるのが我慢できなくなっていた。

でも、①②③全ての処理を簡単にできること自体が、逆に珍しいのか・・・・?と
思わされてしまった、この一件。

それは、私がバイトしている鰻屋のマスターによって自覚させられた。

ペットボトルのラベルはがし、面倒ですよね。確かに面倒だけど、ミシン目が入っているから、上手くやればできます。でもこれが第一難関らしく、マスターはかすかにイライラしながらミシン目から外れてしまったラベルを剥こうとしてる。
「あ、やりますよ。」といって私が上記の手順で始めたとたん、マスターの目が釘付けになった。
まず、ラベル。こんなもん、剥がし損なったらミシン目からやり直したほうが早いです。2、3秒じゃんそんなん。

次に、リング。

・・・・・・これを、
ぺりぺりっ

と、5秒で剥がしていたらまるでおそろしいものをみるような目で

「つ、爪で!?どうなってるんですか?」

と言われた・・・・・・・。

世間にはこれをやらない、いや、やらないというよりできない人が多いのか
そんなに難しいですか!?

 

 


おでん屋じゃないんですけど

2008-10-23 19:00:26 | おでん屋の外での日常

さーって、っと・・・・・・
このブログで申し上げるべきや否や・・・

が、夫からの薦めもありここで宣伝なぞさせていただきます。

私が、8月からアルバイトをしている巣鴨の鰻屋さん。←7月、オリジナルに載ったとこ
飲食店経験はごくごく日が浅いながら、主に日本酒担当バイトというだいそれたポジションをいただき、最初3種類だった日本酒も今は8~10種類ほどに。

全て、このお店のうなぎの味にあわせ、また、つまみなしでも楽しめる、を念頭に置きながら選んでお勧めしてきたつもりです。

この鰻屋さん、今秋25日で一周年を迎えます。

そこで感謝の意をこめて、25(土)・26(日)、
日本酒半額サービス!! ・・・な~んていかがでしょう?
と店主に提案したところ、あっさり承諾していただきました。

そんなわけで改めて
10月25(土)・26(日)、日本酒半額サービス!!

おーいいぃ。言い出したからには、やっちゃうからには、やりますよ。
日本酒好きな方々、ぜひご来店を。
そして本当に、忌憚のないご意見、ご指導、ゴベンタツを。

どきどき・・・・・・


フルネット純米酒Festival!

2008-10-07 05:18:35 | おでん屋の外での日常

10月5日(日)。フルネットによる純米酒フェスティバルに参加してきました。

まず、夫が仕事を抜けられなくなり、急遽エスコート役(?)にされてしまったのはおでん屋、KD王子。昼間はお互い用事があったので現地集合で待ち合わせとなった。
けど

椿山荘って・・・・・・・ドコ?

池袋駅からシャトルバスが出ていることを突き止めたものの時間ぎりぎり、バスに向かって着物で全力疾走する姿はかなりイタイ光景であったことでしょう。
無事、現地についた。知った人は誰もおらず、ぽつねんとKD王子を待つ。
吉日でもあったのか、何組ものウェディングがあったようで、幾人もの花嫁さんが庭園をバックにいろんな角度からパシャパシャ撮影中。
そしてエントランスロビーにはあきらかに盛装をした人達と、あきらかに変な風貌だったりくだけた格好の人達とが入り混じる。後者は多分、ご同類。

王子と合流、まずはチケットの手配をしてくださった方にご挨拶。
受付で渡された赤いシール「?」
KD「あ、それ服に貼るんです。」「入り口で利き酒グラスを取って。」「僕らの席は○卓ですね。」
私「えっ、ドコにそんな情報が??」
KD「チケットの番号ですよ。」
げげっ。危うく半券捨てるとこでしたっ

っていうか・・・・・

3年前に同じ場所で同じ会に参加しただろって!!
この中に自分が写っています、しかも今回と同じ着物で)まぁその規模のスゴイこと。初めて参加した酒の会、圧倒されて記憶があまりなく、改めて過去の写真を見、あれー座る席があったんだとかそういえばあのときは青いシールを貼っていたようなとか、終わってから思い出す。

この会は参加当日までどのお蔵が出品するか解らないので、
着席するや否やパンフを手に、自分の卓とお蔵のブースの位置関係、出品酒のチェックを始めるKD王子。な~るほど~、と私もマネをする。

ひとつ隣の席の方とKD王子が挨拶をしている。どなた?と聞くと
「十条の『ぶち』の方ですよ。」
ふ~ん、とご挨拶をして、かなーり経って、あっ!!ずっと以前にお邪魔してるじゃん!と思い出し、おそるおそる聞いてみると
「えぇ、私は覚えていましたよ。」とのお返事。失礼しましたァッ!!
着物を着てあちこち出歩くのもある意味考え物だ。

お知り合いが一人増えた

さて、開幕。まずは「開運」純米吟醸でスタート、近くの「千代むすび」さんに寄って荒木専務にご挨拶。←境港つながりで唯一顔見知りのお蔵さん(笑) 今年の「強力 おおにごり」は美味しいなー。
さて、先日参加した静岡酒フェスティバルで美味しかった志太泉酒造ブースへ。必死の思いで自分が働いている鰻屋さんのカードを渡す。お話がはずんで、ちょっとほっとする。これが赤いシール、飲食店関係である自分の第一歩!

さぁ、もうよくわからないから飲むぞー!!
まず、自分が働いてるもう一軒のお店で扱っている中から、飲んだことがないお蔵を廻りますか。千葉の「岩の井」、全てを純米造りで醸すという石川「加賀鳶」。
あとはもう手当たり次第飲んでみる(笑)

いつの間にかマスターご夫妻、そしてまたも・・・・赤い薔薇模様のシャツに黒いスーツ姿がおなじみの金髪のお兄さんに出会う。鮮やかなオレンジのTシャツにいい色のジーンズのもう一人のパツキンお兄さんにも出会う。お開きとなって女将とKD王子、取り引きのある会社の方と4人で二次会。あー楽しかった。

・・・・・・・・

・・・・・・・・

実は私は、前夜から体調をくずしていた。
親知らず周辺の歯茎の炎症を起こしていたのだ。土・日だから歯医者にもいけず、市販の抗炎症剤で押さえていたけれど・・・・・・

情けなくもしばらく流動食&これから数ヶ月、親知らずを抜く手術を含めて歯医者通いになりそうです。


瀕死

2008-10-02 21:01:40 | おでん屋の外での日常
別に、生き物が、ではありません。


私がこの4年ほど愛用しているノートパソコン。


猫に

「バックスペース」キーと
「デリート」キーそのほか、右上にあるキーをほとんどまるまる
齧り取られました・・・・・


この阿呆!!!どーしてくれるんならー!!??

ギャップ・・・・

2008-06-10 16:01:55 | おでん屋の外での日常

我が家には2台のパソコンがあり、私のはノート、店長のはデスクトップで所謂自作PCというやつ。店長のはなんだか回転軸がずれたようなぶぉーんという音がするのと、起動終了に時間がかかるという点から、私のノートには二人がユーザー登録をしており、店長はけっこうノートを使う。

 

ちなみに、私のデスクトップはこの写真。

3月末に、京都・鹿苑寺境内で撮影したもの

先日、店長がノートを立ち上げているのを何気なくのぞいてしまった。

私ゃ、のけぞりましたよ。デスクトップ画像が



「色恋とビジネスは・・・・ 一緒になさらぬよう」
(チャッ、チャッ、チャッ、チャッチャチャララ♪
んチャラらチャラララチャラララチャラララファ~ンファ~ン、ファ~ン・・♪♪)

 

 

 

・・・・・・んなっっ


 

・・・・・・んなっっ

 

なっっっにしてくれとんじゃ
おんどりゃーーー!!

 

最近、半年間ほぼ毎日練習したおかげで声マネが激似。

ちなみに店長、ヒソカの声もめちゃくちゃ得意です。
彼のセクスィーな声真似を毎日独占できてとっっても幸せな日々