11月の日曜日25日、おでん屋はなぜか一日だけフレンチレストランとして営業しました。なんでも、常連さんが御自分の会社の忘年会に「オールフレンチで!ワインは全部持ち込むから!」と仰ったのがきっかけとか。
うむぅ・・・・・それは面白い・・・・・正直、自分が彼の料理の一番のファンだ!と思っているので他のお客さんにそんな美味しい機会の先を越されるなんて。結婚してもほとんど彼の料理を食べられないのに口惜しすぎる。
あとで、何をつくったのか聞いてみました。
「え~と、まず、アミューズでパン2種に谷川さんところで習ったソースをつけて、半熟うずら卵にナントカで、○○を△○してぇ、フォンドボーがないからハチミツをホニャララして、ナントカをどうこうして・・・・・」
待て待て待てーーーー!!!!
何を言っているのか全くわからんぞ!!
で、食材と調理法解説つきで説明してもらいました。
アミューズ(どうやらお通し、突き出しのようなものらしい)6種
・半熟うずら卵とトリュフのコンフィ(トリュフ茸を低温の油で煮たもの)のピンチョス(要するに楊枝で留めた)
・ミニポテトチップス、シェーブルチーズ(山羊のナチュラルチーズ)と生クリームにエシャロットのみじん切りを混ぜたディップを添えて
・干し柿&バター(巻いて切るだけ)
・自家製ほろほろ鳥の生ハム
・アボカドのラタトィユ載せ
・小豆島産オリーブ塩漬け
・パン2種(買ったもの)、バターと、お好みでスパイスを加えたオリーブオイルで
前菜は、サラダのみ。というかコース料理を逸脱してコレとメインディッシュとデザートだけにしたとか。
・海鮮サラダ
瞬間燻製ホタテ、塩茹でのミル貝、シェリービネガーでソテーした海老、巨峰、湯剥きして白ワインとハチミツでコンポート(って何?)したプチトマトに、シェリービネガーとバジルと胡桃等木の実を摺り込んだドレッシングで
←もうこの辺りで聞くのも脱落気味(笑)
メイン
・宮城牛のステーキ(厚さ5cmほど)のステーキフォワグラ載せ
「ステーキって、塩コショウじゃだめなの?」と問うたら「ステーキといえどソースがしっかりしていないとフレンチとはいえない」という厳然たるお言葉で・・・・・
ソースは「フォンドヴォーがないから、まず、ハチミツをキャラメリゼ(カラメル状に炒ることらしい)して甘口のポートワインにエシャレットをがっつり入れて煮詰めて鶏ガラの出汁で煮詰めてバターでとろみをつけて・・・・」
内心(ごめん、もうわからんけぇええわ・・・。)
食後
・チーズの盛り合わせ3種(何だったか忘れました)乾しブドウを添えて
デザート
・ガトー・ショコラ 彼はこれが得意でよく焼いてくれますね。
はぁ、やっとデザートまでいきつきました。
自分が食べられなかったメニューについて長々と書くのってなんか寂しい。
写真はアミューズです。
店長、お疲れ様でした 先日は休日出勤しておでんの宅配やってたし(笑)仕事熱心は見習うべし。