大塚でつぶやく

北大塚にある、とあるおでん屋で働く夫を観察する妻のブログです。立ち上げは夫だったはず・・・・ですが・・・

懐かしい面子で飲み会

2009-06-24 15:37:59 | おでん屋の休日

夫が「オレ94点ぐらいだったんだよ~」とか自慢してたので

 http://wa-koku.com/sake/test.html

やってみた。86点だった。「踊り」は仲添えのあとだと思っていたところが
私の残念なところです・・・。

先日21日、ごく近所に開店した「ななみや」に行ってみた。21日は日曜日なので当然おでん屋の営業終了後になるのだが、もう夫は前日から「明日は行くよ。店は早く終わらせる」と不敵なことを言っていた。

一時前ごろ、すんませーん、まだいいですかー?と入ってみると

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんかいた。

一瞬、きびすを返そうかと迷った。

同じくご近所に最近2号店を開いた「蒼天」ご夫妻に、アレ?
休日になぜか大塚にいる哲さんが。

最初、哲さんは一人で呑んでいて
夜22時半ごろ、蒼天さんが「早く閉めて飲みに来た」そうです。

哲さんは、私の天敵の総元締めである。お酒が入るともう、私に対してSモード全開になる。彼は久美さんと私に挟まれたかたちで座っていたのだが、懐かしいねー、お元気でしたか、髪きったんだー、などと和やかな女性トークをことごとく遮り、「その髪型、ぶっちゃけオレのお袋に似てるんでムカツクんですけど」
「なに、その巨乳っていうんですか?髪切る前にやることあんじゃない?」


ひ、ひどい・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後、久しぶり感が高まってテンションのあがった人達(←私を含む)は、店長トシ房の冷静な遮りを待つまでもなく我が家を襲撃。哲さんと私の噛み付きバトルは明け方まで続くのであった・・・

先日買った山口「五橋」純吟生原酒(季節限定品)、壊滅。


ひどい両親

2009-06-12 17:11:44 | おでん屋の外での日常

先週、祖父が危篤ときいて、慌てて帰省した。

自宅近くの駅で、階段を降りていくと、父が、誰かを探しているように階段の上のほうへ視線を漂わせている。また父のボケかなと思い、肩をたたくと

「ぅおっ!どこのオバサンかと思った。haruを探してたから」
・・・・いや、私だから。久しぶりだね、お祖父ちゃんのよう・・
「髪型のせいじゃ、おまけにぶっくぶっくに肥えてから」
「ほんまじゃぁ、あんたぁ、変な髪にして、老けて見えるよ」
・・・・・うん、で、お祖父ちゃんどんなん?
「あんた短いほうが似合うんだから切りなさい」

 

会話になってねぇ!!

 

自宅に着くと、何故か10年前くらいの写真が数枚テレビボードの上に出されている。
「haruもこのごろはきれいだったねぇ」「ほら、短髪の方が若く見えるし」
・・・・何のつもり?

食事の最中も、
母「ほんまおっかしげなわー、何故切らないの?」
私「お金がなくて・・」
母「あげるから明日切ってきなさい」
私「うん、でもほら今日5時間半かけて帰ってきて明日夜行バスだから、時間と体力が・・・」
母「カットだけでいいじゃない!」

この一連の会話×3回。出会って、まだ一時間。
さすがにうんざりしたため、「わかった!はいもーうわかったから!!」←キレた
母「大体、服装も・・・まぁ、言わないでおくけど」
それ言ったと同じだよね!?このスカート、先月姉から貰ったものですが
何か!!??お姉ちゃんがこれ着てたときあんたたち何か言ってた?

翌朝、起きたら母が美容院を予約してくれていた。
一時間ほどで、祖父の見舞いをすませ、美容院へ。
「すみません、カラーリングもパーマも無しで落ち着く短い髪形にしてください」
美容師さんを困らせる。
美「えっ、え~っとですねー、そう・・・ですねー」
美容師さんを相手に、さんざんぶちまける。
美「じゃ・・じゃぁもうショートにしちゃっていいですかね、
でもスタイリングはしてくださいね、でないと中学生・・・に(苦)」

帰ってきた私をみて若くなった、そっちが似合うと両親は大喜び。

その後、私の血圧が高いと知るや
「あんたそりゃ、薬のまなきゃいけない値だよ!」
「とつぜんぶっ倒れるぞ!」
はいはい、すばらしい診断を下す名医ですねご両親さま。
帰りぎわ、おもむろに母が
「あんたねぇ、肥満体質未出産高血圧、もう乳がんになりやすい体質
ど真ん中じゃないの。毎日自分で検診するんだよ」

 

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髪に満足したらつぎは乳がんときたか・・・・・

 

翌朝、夜行バスで帰ると、出迎えてくれたワサビは
「ニャ~・・・ニャッ?」と背中の毛を逆立てた。
夫はしばらく無言であったが、「意外と、似合うかもしれないね」と数日後につぶやいた。


そうめん

2009-06-12 00:34:27 | 料理

夏の実家では、しばしば、昼休みに父が昼食を摂りに帰宅することがあった。

母が、「お昼何がいい?」というと
かなりの頻度で父は「そうめんでいいよ」と言っていた。

しかし、母はそうめんね、わかったと口ではいいながら
「も~う、そうめんってけっこう面倒なんよねー、お父さんは全く知らないから」
とぼやく。

「そうめんでいいよ」とは、手間のいらないカンタンなものでという思いやりからきているのだろう。

だが、当時誰が気付いただろう。
母が、「そうめん」のたびに、かならず「出汁」と「かえし」をつくって冷やして
いたことを。そして芸術的といえるほどの薄焼き卵をたっぷりと焼いて
錦糸玉子にしていたことを。干ししいたけをもどして甘辛に煮付け、ほかにもネギやシソなどの薬味をたくさんみじん切りにしていたことを。

あの、偏執的なくそまじめさは誰にも責めることはできないが、母に

「そうめんは、たんぱく質やビタミンが不足しがちですので錦糸玉子やシソなど、たっぷり補ってあげると良いでしょうオーッホッホ」
なかんじのことを刷り込んだ奴は誰なんだろう。

 

気遣いのつもりを微妙な不機嫌で返される父に私は、内心同情していた。