ツタヤで毎週金曜日は60歳以上は無料で
CDやDVDが借りられる。
いつまでこの企画が続くかわからないので
この時とばかり
名画「ひまわり」を借りてみた。
たしか私が中学生か高校生の頃やっていたような気がする。
舞台は第2次世界大戦のイタリーだ。
(これはYOUTUBEからお借りした)
戦争で夫(マルチェロ・マストロヤンニ)が戦地から帰らず
生きていることを信じて 妻(ソフィア・ローレン)は
ロシアまで探しにいく。
ひまわりの花が続く共同墓地
しかし彼の名前はみつからない。
そしてやっと見つかった夫は
(負傷し雪の中 見捨てられたが どうにか助け出され)
当地の子と結婚して子供をもうけていた。
妻は絶望してイタリーに戻り
生活を立て直し
新しい恋人と仕事に励む日々を送る。
ある日元夫がイタリーに来て
一緒に行こうと提案する。
お互い忘れられないのだ。
しかし主人公(ソフィア)にもすでに子供がいて犠牲にはできない。
愛し合う二人は互いにサヨナラを告げる。
あぁ、 こういう内容だったのか。
どうしたらいいのだろう?
救いようのない悲しみが襲う。
戦争はあらゆるところで悲劇を生む。
この映画のひまわりはイタリーの兵士の墓地だ。
ロシアで亡くなった兵士たちの石碑をかこむように
どこまでも無邪気に広がる黄色い花
明るい花ゆえ、かえって悲しい。
近くの川べりに
チェーンソーで切られて大量にこの花が捨てられていた。
可愛そうなので拾ってきて花瓶にさした。
何かなぁ~と思ったらキバナコスモスだ。
元気を取り戻しイキイキ。
