Toshy 1960 あまつ風雲のかよひぢ吹きとぢよ乙女の姿しばしとどめむ

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
 われても末に 逢わむとぞ思ふ

は・は・は・の死

2006-03-03 14:53:02 | 随筆
冬が過ぎ、
春がやってこようとしている。
風も、冷たい中に、
時として暖かさを肌で感じる。

そんな柔らかな空気の中で、
何を思ったのか、
わが身の想いを
不安視する。

一体どのようにして
死んでいくのか、
己の死。

家の中の安穏とした死も
誰にも見取られず、
その屍も発見されない、孤独の死となる

道端で死んだとて
街中で死んだとて
身元さえわからず、連絡先もわからないで
他の人に迷惑を掛けるだけ

花が散るようには
散ってはいけない。
木が枯れて
その後処理が困るように。。。

このままで
土に変えることが出来るのか?
この身体は どうなるのか?

柔らかい空気の生で
心が解き放たれて、
閉ざされた言葉を、吐いていく。

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