用瀬で開かれた人権文化祭に行ってきました。
フジテレビのプロデューサーの栗原美和子さんの講演は時間の都合で聴けませんでしたが、
十人十色の皆さんの傘おどりなどのステージ発表や、展示コーナーなどを見学させていただきました。
展示コーナーには、ハンセン氏病患者で作家の加賀田一さんを紹介している掲示をありました。
私がハンセン氏病に関心を持ったのは、
鳥取市内で野の花診療所を開業している徳永進先生を取材するようになってからです。
ご存じのように「死の中の微笑み」などの作品で知られる小説家でもある徳永先生は、
ハンセン氏病患者の里帰りのことを考え、こぶし館を開館されたことでも知られています。
京都総局に転勤後、小さな出版社を経営しているご夫妻と長島愛生園を訪れた時ことがあります。
そこで、島田等さんとお会いしました。
島田さんはハンセン氏病差別の歴史を丹念に追い、
「病棄て」という哲学書と言ってもいい本を執筆されています。
そこには、人間がどうして差別をするのか、
そして、それを為政者がいかに利用してきたか
ということが鋭い洞察で描かれています。
徳永先生も、島田さんも鋭い洞察力をお持ちですが、
それと同時に人間に対する優しい眼差しも持っておられます。
お二人の本を読むと、そう感じることができます。
エイズ患者に対する差別が起こった時、
エイズ患者の皆さんを支えようと
積極的に動かれたのはハンセン氏病患者の皆さんでした。
差別に苦しんだ者として、
新しい差別の発生を許してはならないという思いからだそうです。
人に優しくありたい。
鳥取市の行政をそう変えていきたいと思います。
フジテレビのプロデューサーの栗原美和子さんの講演は時間の都合で聴けませんでしたが、
十人十色の皆さんの傘おどりなどのステージ発表や、展示コーナーなどを見学させていただきました。
展示コーナーには、ハンセン氏病患者で作家の加賀田一さんを紹介している掲示をありました。
私がハンセン氏病に関心を持ったのは、
鳥取市内で野の花診療所を開業している徳永進先生を取材するようになってからです。
ご存じのように「死の中の微笑み」などの作品で知られる小説家でもある徳永先生は、
ハンセン氏病患者の里帰りのことを考え、こぶし館を開館されたことでも知られています。
京都総局に転勤後、小さな出版社を経営しているご夫妻と長島愛生園を訪れた時ことがあります。
そこで、島田等さんとお会いしました。
島田さんはハンセン氏病差別の歴史を丹念に追い、
「病棄て」という哲学書と言ってもいい本を執筆されています。
そこには、人間がどうして差別をするのか、
そして、それを為政者がいかに利用してきたか
ということが鋭い洞察で描かれています。
徳永先生も、島田さんも鋭い洞察力をお持ちですが、
それと同時に人間に対する優しい眼差しも持っておられます。
お二人の本を読むと、そう感じることができます。
エイズ患者に対する差別が起こった時、
エイズ患者の皆さんを支えようと
積極的に動かれたのはハンセン氏病患者の皆さんでした。
差別に苦しんだ者として、
新しい差別の発生を許してはならないという思いからだそうです。
人に優しくありたい。
鳥取市の行政をそう変えていきたいと思います。