鳥取市が「鳥取市ナインエリアマップ作成業務」のコンペ(提案競技)をしています。
旧鳥取市と合併した8町村(佐治・用瀬・河原・国府・福部・気高・青谷・鹿野各町)のエリアごとに、自然・文化・歴史などの魅力を掘り下げて総合的に紹介する冊子やマップを作成するコンペ(競技提案)なのだそうです。
問題はそのスケジュールです。昨年12月18日に公示し、同24日の説明会に参加することが条件で、今年1月25日が企画の提出期限です。
市内の印刷会社や広告代理店は小さい会社が大半です。急に一週間後に説明会を開くから参加するように言われても、数人の社員では顧客と約束など予定が入っていて、参加できない会社もあるでしょう。
また、深く掘り下げたパンフレットの企画提案が正月休みをはさんだ1カ月間でできるものでしょうか?
現地調査をしたり、詳しい人に聞く時間もないでしょう。アイデアを練るというのは、リサーチを十分にすることと同意義語であることはこの手の分野では常識です。
半年くらいあれば若いデザイナーや文筆業志望の若者も参加でき、コンペ自体が広告塔になるようなイベントにすることも可能だし、それが観光振興というものではないでしょうか。
受注する企業のことを全く考えていないお役所仕事なのか、すでに受注する会社が決まっていて他者に準備する時間を与えないための日程なのでしょうか。いずれにせよ、本当にいいマップを広く市民の提案を募って作ろうという姿勢ではないと思います。
私には今の鳥取市政を象徴しているように思えてなりません。
旧鳥取市と合併した8町村(佐治・用瀬・河原・国府・福部・気高・青谷・鹿野各町)のエリアごとに、自然・文化・歴史などの魅力を掘り下げて総合的に紹介する冊子やマップを作成するコンペ(競技提案)なのだそうです。
問題はそのスケジュールです。昨年12月18日に公示し、同24日の説明会に参加することが条件で、今年1月25日が企画の提出期限です。
市内の印刷会社や広告代理店は小さい会社が大半です。急に一週間後に説明会を開くから参加するように言われても、数人の社員では顧客と約束など予定が入っていて、参加できない会社もあるでしょう。
また、深く掘り下げたパンフレットの企画提案が正月休みをはさんだ1カ月間でできるものでしょうか?
現地調査をしたり、詳しい人に聞く時間もないでしょう。アイデアを練るというのは、リサーチを十分にすることと同意義語であることはこの手の分野では常識です。
半年くらいあれば若いデザイナーや文筆業志望の若者も参加でき、コンペ自体が広告塔になるようなイベントにすることも可能だし、それが観光振興というものではないでしょうか。
受注する企業のことを全く考えていないお役所仕事なのか、すでに受注する会社が決まっていて他者に準備する時間を与えないための日程なのでしょうか。いずれにせよ、本当にいいマップを広く市民の提案を募って作ろうという姿勢ではないと思います。
私には今の鳥取市政を象徴しているように思えてなりません。