すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

ブラジル訪問記㉒(日本総領事館)

2012年11月26日 | 日記

 弓場農場を出てると、4時間かけてサンジョゼ・ド・リオ・ブレト空港へバスで移動しました。

空港というよりは、汽車の駅のような感じです。

空港の前にはブラジル銀行などのCDが並んでいました。空港に入ります。

搭乗機の到着が1時間以上も遅れてしまいました。

やっと搭乗です。歩いて搭乗機に向かいます。

飛行機の中ではチーズとクラッカーなどからなる昼食セットが出ました。昼食を取ったあとだったので、これもお土産となりました。

サンパウロのコンゴーニャス空港と到着しました。約1時間のフライトです。空港を出ると激しい雨が降っていました。

空港から向かったのは日本総領事館です。

総領事館ではブラジル鳥取県人会60周年記念式典であった福嶋総領事=写真左=と、経済担当の坪井領事=写真右=と意見を交換しました。

 坪井領事によると、欧州危機の逆風を受けて、2010年は7.5%あった経済成長が、今年は2%を切る水準まで低下すると予測されているものの、ブラジル経済はコモディティ(一時産品)や旺盛な国内消費に支えられて底堅く、2014年のワールド、2016年のオリンピックを控え、大規模深海油田も発見されており、その潜在能力は極めて高いということだった。福嶋総領事も「2020年の万博にも手を挙げており、建国200年を迎える2020年までは黄金の10年となるだろう」との見方を示されました。問題点は治安、それにブラジルコストと呼ばれる税金や物流経費の高さだということでした。

 2003年にブラジル社会民主党から政権交代して以降、ルーラ大統領、ジルマ大統領と労働党が安定政権を続けており、財政再建を果たし、経済成長戦略を続けていることが大きいとの指摘もありました。日本の経済投資額は現在、オランダを抜いてアメリカ、スペインに次いで3位。在伯日本人は「勤勉で正直」と評価が高く、日系人の薬局と会計事務所ができれば、周囲の同業者は看板を下ろすとまで言われている。この信用こそが、日本とブラジルの未来を拓のではないかとも話されました。 

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