白い手

外ではまた何か獣の騒ぐ声がする。ギャー。ギャー。ギャオスのような声。たぶん猫がいさかいをしている。熊だったらどうしよう
戸締り戸締り。トイレは大丈夫かな。訪問されると怖い。別に招待したわけでない。ゾンビならなおさら怖い。大きな緑かえる。
亀ならよろし。お酒を飲ましてお帰りだ。昔のうちの物語。お袋がトイレに入って用を足してる時。ギャーと悲鳴お上げてふるちんで廊下を
走って、助けを求める。気丈な女だけど、今日は違った。誰かの手がトイレの窓から。昔のアパートだから匂い抜きに
下側に小窓がある。臭いからいつも開放してある。そこから痴漢が手を出したらしい。何故手を。？お尻に届くわけではない。
たぶん私がトイレに入っていると思って、いたずらした。しかしよほど緊張したのか、その手は真っ白だった。
肉球があったかどうかは、聞いていない。

シャワー

天井の蛍光灯をスイッチが逝っちゃたので、この機会にＬＥＤのものに替えることにした。１万円で２個。これにより光の束が
降り注ぐ。明るくなるかな。おねいちゃんの電気工事士が来ないかな。アルミの脚立に上る姿を見てみたい。電気屋さんで手続き
してるまに、キッチン、トイレ、バスの展示を見ると、シャワーが目に入る。四角、丸。いろいろ。妄想中。暑いので浴びたい。
ジョロもシャワーに入るかな。かみさんの畑に水やりジョワー。蒸し暑い。ついでに犬にもジョワー。私の足にもジョワー。
踏んでやりました。ホースを。覗き込むあなたが悪い七夕や。夜間の雨。シャワーのようにシャワーと雨が降る梅雨の一日。
もちろんお風呂のしめはシャワーです。ちょっとくどい？。