どよーんと曇った空。降ったり止んだり。かぐや姫が都会に帰ります。かみさんが
あれこれ世話を焼く。こちとらは、手付かず。半日ベットで過ごした。駅に着くのが早い。
買い物しても時間が余る。また服を買いました。親子の別れる前の時間が車の中ですぎる。
じゃ。行くね。そっけない言葉で別れを告げる。
改札口まで見送りましたが、振りかえずに消えました。
梅酒を買いに近くのホームセンター。安いんです200円。
寂しさを慰めましょう。誰がなずけたその酒を。原酒。20度。
夕方の雨。すなわち夕立が激しく降って、姫の荷物が発送できない。
クルマの中で1時間待ちました。たばこが進む。メールが来る。こっちは晴れてるよ。
どうなっている。そこは月の表面か。パイナップルのような月が出た。
一瞬月の芯が抜けて、ドーナツに見える。どうなっている。芯が抜けた娘が去った。