一歩一会・・・♪

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『ウーマン・イン・ブラック』ロンドン公演観劇♪

2008年09月16日 | こんなお芝居観てみました♪
フォーチュン・シアターの写真を見たときから、いや~~な予感が
していたのだが、行って見てまさにそうだった。

えっと、ロンドンでの観劇は何時なんだ?千秋楽の前の日だ。

古い・・・。恐そう・・・。出そう・・・。
何年ぐらい歴史のある劇場でしたっけ?!(調べろよ~~!)
ロンドンの街自体が、古い歴史を感じる街でしたが、ここもそう!
そして、トイレもそう・・・。
2つしかない・・・ドア古い・・・。狭い・・・っ!

建物に面した歩道のところどころ、8センチ角ぐらいの曇りガラスが
模様のように埋め込まれてるので、「あら!綺麗!」と思って見ていたのだが、これって地下の明り取りだったんですよね~。

・・・で、トイレに座り上を見上げたら「おお!あれがこれかっ!」
人が上を歩いてるのが分かるのです!!
・・・便座に座ってたまたま見上げたらまた下だった。
・・・などと、くだらないことを考えてる場合ではない!
地下室の狭い薄暗いトイレにて上を見上げたら、くもの巣も張ってるし・・・・も~~~、始まる前から地下牢屋に閉じ込められた気分で
否が応でも高まる恐怖感・・・。(期待大!!)

劇場は400人ちょい入るぐらいの大きさ。
一階でも11列ぐらいだったかな?その建物に2階・3階がありますが
電光掲示板の英語字幕が2階からしか見えないので、
一階席はほぼ日本人。・・・で、日経ダイジェストの影響か(!?)
背広をお召しの日本人サラリーマンらしき人が、めちゃ多い。
何かの社交場のようにあちこちでご挨拶なさっています。

小汚い格好した男性は、うちのダーリンと、
何故あなたは二階で見ないのだ?・・・というぐらい、
電光掲示板を見るために必死で前のめりでお芝居をご覧になっていた外国人の男性のみ、といっても過言でない。

あとは、日本人の女性陣。
・・・そう。みんなトイレに並ぶわよ。トイレが好きなの日本人。

・・・・で、いよいよ幕が開きました!
予想通り、一番初めのセリフは後ろから!この広さならここだ!・・と
思ったとおりで♪♪♪
・・・しかも、通路沿いだったので・・・きゃ♪横・・横・・横♪
横をお通りになりました!
今までで、一番近い距離かも・・・♪
ここまで来てよかったじょ~~~~(涙)
舞台も狭いですよ!しかし、近い!!
小島に渡ってからお墓をうろうろするシーンは、日本の劇場の方が
よかったでしょう!・・だって広いもんね!
だけど・・・・ホントにあのお芝居に、この古い建物は
ぴったりでした!
多分、フォーチュン・シアターでお使いの美術をそのまま使われていたのではないでしょうかね~~!
舞台上の小物で、日本で観たのと・・・ここまで雰囲気が変わるとは
思わなかった!!

まず、揺り椅子!!
かなり重厚感があり古そう・・。これだけで(・・いずれこれが勝手に揺れるのか・・と想像したら・・)恐い。
お子ちゃま家具!!
これもアンティーク感ありありで(・・・いずれここが散らかるのか・・と想像すると・・)恐い。
ドア・・・。これが、また劇場内にありそうでありそうな感じのつくりで(・・いずれ開かなかったり開いたりすると想像したら・・)恐い。

それから、黒い服の女!
誰ですか?!彼女!?外国の方なんですか?!
も~~~~~~~!!恐すぎます!
キップスさんのご子息が公園で事故に遭われるシーンにて
ご登場の時・・・分かってるのよ!・・どこで出てくるか、
はっきり分かってるのに・・・
ホンマに、背筋、ぞぞぞ~~~~~~~っ!でした!

そんなすてきな(!??)劇場にて上川さん!
さすが、日本での公演と変わらぬ演技です!同じです!
同じように素敵でした。場所が変わっても変わらぬテンション、力量。
ある意味、めちゃ凄い「職人技」・・・のようなものを感じました。
・・・・職人好き・・・なんです。私♪

カーテンコールも、ほぼ日本と同じでした♪
ただねえ~~、ワンちゃんがちょいとはしゃいでいたようで
ベロンベロンに舐められていましたね♪うふふ・・・♪

ご挨拶では、常時2階3階に目線を送られる隆也さま・・。
え~~~ん(涙)こっちも見て下さいよ~!
・・・だったのですが、でも・・・いいの♪♪♪

いや~~~~♪
ストーリーが分かっているので、もうあんまり恐くないかな~という
そんな予想を見事に裏切ってくれた舞台でした~~♪
今度は、逆・・・英国の方がやってらっしゃるのを観てみたい気分。
日本流の「湿度」・・がない『ウーマン・イン・ブラック』って
どんなのかな?・・・興味シンシンです♪(もう行けないけど・・)

・・・・続く・・・。
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