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自転車屋の日々

2019カンパニョーロ

2018-06-07 15:33:00 | 展示会
カンパニョーロが12sに進化しました。今日はその発売前の説明会に来ています。



チタン ?に見える部分も含め全てステンレススチールだそうです。
組み合わせは11/29Tと11/32T。
スプロケットとスペーサーを薄くすることによってハブは従来の物がそのまま使用可能。



ロー側3枚はモノブロックから削り出されています。"トリプレット" と呼びます。
チェーンは専用品になりますが、チェーンカッターは従来の11s用が使用可能。10sの発表時、11sの発表時のように新たに買わなくて済みました。



RDはシマノの "チェーンスタビライザー" ON時のようにボディや上プーリーがバタバタしません。
プーリーは12Tで歯高が高くなっています。
ダイレクトマウント対応。



↓画像のFCはスーパーレコードで、レコードのクランクアームはスーパーレコードに存在する2時から4時までと8時から10時までの間のアームとアームを繋ぐカーボン部分がありません。よってアウターギヤは別部品になります。(インナーは共通)
そしてスーパーレコードのみ "カーボン中空クランク" です。



あとはエルゴパワーが手の大きさによってワンタッチでレバーの開きを二通りから選べるようになっていたり、シマノ程ではないですがレバー先端が外に向かって少し曲げてありました。
FDは説明が分かりづらかったのですが、たぶんシマノのようにトリム操作が増えていると思います。


今日新しいカンパニョーロを見て強く思ったのは、残りの人生、私はもう機能を追求した部品じゃなくて、自分が “美しい” “格好いい”、と思える部品を使って行きたい(生きたい)と感じたことです。


シジイになったと笑ってください。
自分のスキルには全く必要の無いスペックがアップした代わりに、捨てられたモノが余りに多いように感じられます。
簡単に言えばみんな格好悪くなった。(カンパニョーロに限らずのあくまでも主観です。)
かりんとうの塊りのような、悪く言えばウ●チのようなRDとか、"使いやすく" 曲げられたブレーキレバーとか…



ツールドフランスで性能の良い部品は、近所の山王峠でも使いやすい部品なのは間違いないのですが、里山の風景の中にそっと止めた時、そのバイクは果たして…あくまでも主観の話しです。





スーパーレコード12s試してみたいな ! スラムeタップも使ってみたいぞ !


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