bikepit saito

自転車屋の日々

電動デュラエース Di2

2009-06-30 11:46:00 | 自転車
下のページからのつづきです…

走ってみました。
とりあえずは普通です…ワイヤーが有っても無くても、変速すると言う仕事に変わりはありません。
‘Di2’にしたからと言っていきなり速く走れる訳ではないんですね…。
変速する…うん、普通に変速する…。

70km走ってみました。

いや、素晴らしい!!!

通常変速する場合、私達はその時その時のトルクの鰍ゥり具合をその経験からちょっと力を抜いたり、その瞬間に合わせてSTIレバーを操作したり、まあ無意識ではあるけれどそんな作業に気を使いながら走っている訳です。
ところがこの‘Di2’、そんな作業がまったく必要無いんです。

とにかく、軽くスイッチに触れればそれで変速終了。
無意識ではあるけれど気を使う…それすらストレスになっていた事に気がつきます。

ストレスフリー。
どんな場面でも、どんなギヤャWションでも、どんなギヤャWションにでも…。

何も考えずに変速している事に気がつきます。
トリム操作も必要有りません。フロントディレイラーが自動でやってくれます。
これは精神的にはとても楽で、結果、楽に長く(楽に速く?)走れる事に繋がってくると思いました。
(ちなみに、インナーxトップ等の無理なチェーンラインでも嫌な音鳴りが無いのは、ノーマルな7900デュラエースも同じです。)

そうそう、デュアルコントロールレバーの操作は正に‘スイッチ’です。
どんな場面でも、ダンシングしていたって、手首の角度に無理があって通常では変速が難しい場面だって、指先ひとつで、それこそ小指1本で変速が可能です。
慣れてくるにしたがって、だんだんとその素晴らしい機能に感心させられました。

まだ充電はしたことが有りません。
雨の中も走っていません。
洗車や注油もこれからです。
これからまだまだ、何が起きるか分かりません。
山でワイヤーが切れても直せるけど、電気的なトラブルで突然作動しなくなったら…。

でも今は変速するのが楽しいです。
フロントディレイラーをチュインチュイン言わせながら走るのが楽しいです!

その自転車、まだワイヤーで変速してるの!?

↓このクランクでも!?


今週の‘Di2’アサラン

2009-06-28 14:48:00 | 自転車
‘Di2’(7970電動デュラエース)、インストールしました!

サイクルモード等で直接触られた方も多いと思いますが、まずはびっくりすると共にその完成度の高さに関心したものと思います。
今回お客様のバイクと同時に自分のCAAD9にも取り付けてみたのですが、その組み立てから使用感を少々…。

今回の‘Di2’、電動と言ってもブレーキやギヤクランク、スプロケット等はノーマルな7900デュラエースと共通のパーツを使います。
ので、その辺りの組み付けは従来と変わりありません。
そして電動部分です。

‘Di2’の肝になるパーツは‘デュアルコントロールレバー’‘フロントディレイラー’‘リヤディレイラー’の3点です。
しかし、ここの組み付けもさほど特別なことはありませんでした。

大変だったのは、配線です…。バッテリーを中心とした配線です。
自転車らしくない問題ですよね。

いかにスムースに、無駄なたるみ等無く、スマートに美しく!
ここに1番時間が鰍ゥりました。

ディレイラーの調整ですが、これは驚く程簡単で精巧に動くのに感動しました。
独特な調整の仕方も、良く出来てるなぁと感心してしまいました。
通常のワイヤー式のディレイラーのように、このワイヤーの無いディレイラーにもちゃんとアジャスターが有り、あくまでも機械任せではない、自分のフィーリングに合わせた微調整が可能なんです。
それでこそデュラエース!
(通常のデュラエースも他のどのモデルよりも、より自分に合わせた微調整が可能です。)

上のページへつづく…

↓お店で触ってね!


まさに‘スイッチ’       インジケーター
  

7.4Vバッテリー         BB裏配線
  

Rメカ              Fメカ
  


今日の朝練

2009-06-25 10:54:00 | 自転車
ピッカピカの茶摘マシーンと遭遇!

TX-180、だったかな? ターミネーターに出てきそうな名前と、ロボコップに出てきたような形をしてますね。

今朝はバーディー坂から山王峠、燕竄?チて笹仁田越えて帰ってきました。
小谷田の辺りでドシャ降りの雨に遭いました…。



2010MAVIC

2009-06-24 20:32:00 | 自転車
2年目のシューズも細かなマイナーチェンジを受け、熟成されてきました。

このクリート固定用ネジ穴、前後に5mmも動くんです。
クリート側の調整範囲ではイマイチしっくりこないSIDI+TIMEオーナーの私は…27.0がちょうど良さそうでした!?

ちなみにこの金具、上位モデルはチタン製。
下位モデルもチタン製に交換が可能です!

シューズ全体のフォルムも、若干甲高対応に変更されていました。

買いです。

…しかし入荷は来年1~2月、と。
(予約受付中です。)



2010MAVIC

2009-06-24 20:16:00 | 自転車
これはR-SYS/SL。
ハブがカーボンになり、リムサイドまで切削し軽量化に余念がありません。

ハブアクスル(回転系)も全くの新機軸で、玉当たり調整の必要がなくなりました。
MAVICではまだこのモデルだけに採用。

来年はキシリウムよりR-SYSに力が入っているようです。

ちなみに、ロード系にチューブレス採用は、またまた見送られたようです。



R-SYSはハブやニップルがレッド、リムはブラックにマイナーチェンジ。

価格は…メチャ安になりましたよ!



今年も好評だったクロスマックスSTは、ハブがホワイトにマイナーチェンジ。

画像は無いですが、DEEMAX-ULTIMATEはなんとペアで1965g!

オールマウンテン~フリーライドにも使えちゃいそうな、でも、しっかりDHホイールしています。
リムはもちろんマビックイエロー。