今回わざわざ桐生まで足を延ばして走りに行ったのは、もうひとつこんな楽しみもあったからです。
上毛電鉄の“
サイクルトレイン”。
祝日とか観光シーズン関係なく、土日はもちろん平日も自転車がそのまま持ち込めるって、、、ちょっと楽しくないですか。
特別な自転車用の入口はありませんでした。自分が乗り込む時も普通にママチャリ転がしたおばちゃんが改札を通って出てきました。
興奮して写真をいっぱい撮っちゃいました。
この妙な違和感とわくわく感は、MTBのダウンヒルでスキー場のゴンドラに自転車ごと乗り込んだ時以来じゃないかなぁ。
ワンマン運転なので無人駅から乗り込んだ時はバスのように整理券を取ります。
降りるときも無人駅の場合は、やはりバスと同じように車内の料金表示板を確認して料金箱にお金を入れます。
この時におもしろいなと思ったのは、やはりと言いますかバスのように最前部の左右どちらかのドアしか開かないことです。
料金箱もそこにしか無くて、運転士さんがいちいち席を立って「ありがとうございます、ありがとうございます。」って確認しているんですね。
2両しかない車両の後ろに乗り込んだ場合(と言いますかそのように指示されています)降りる駅が近づいたらコロコロコロ…って揺れる車内を自転車を転がして移動する訳です。他のお客様の座る前を。時には右手に自転車、左手につり革で。
なんだか楽しくないですか?
西桐生駅から中央前橋駅まで、走っても約25km。間に山や坂がある訳でもないので、サイクリストならパパッと自走しちゃう距離ですよね。
群馬を走る時に、サイクルトレインを利用してショートカット! なんてコース設定も全く無意味でしょう。
でも、単純に楽しいですよ。
お子さんをサイクリングに誘い出したり、仲間でサイクリングを企画した時なんかに、突然駅のホームに先導したらびっくりしてもらえるかもしれませんね。