改築に際して、照明のこと。
電気配線の位置は、とても悩ましく、暮らしを重ねていかないと正解はわかりません。
なにも家具や生活道具を置いてない空っぽの部屋に、配線位置を決めるのは無理がある…
暮らしの中で、配線位置の正解は決まっていきます。それに、自分の慣れ親しんで棲みつく
定位置ができたとしても、それは季節や気候その他の要因によって別の場所に変わるものです。
そこで、用途に合わせて自由自在に光の向きを変えられるスポットライトはとてもいいなと思っています。
電気配線の場所が悪くても、光の向きが変えられれば大丈夫。
伸縮できるアームがついていたら、壁を照らすこともできる。
どこを照らすかで部屋の雰囲気はガラッと変わって、その多様な変化を楽しむことができる。
壁を照らせば、美術館のような雰囲気になる。
向きを変えられなければ多様な変化は楽しめない。1 or ∞
現在はダクトレール使用が人気ですが、天井や壁に直付けのフランジタイプもあります。
私は、LED一体型ではなく自分でランプを交換できる型で、かつE26型のを買いました。
鋼製の不透光シェードとシリコンやアクリルやガラス製の透光シェードがあります。
照明は、実際に点灯している様子を見比べて買いたいのですが、そんな展示場は殆どないから
カタログで選びます。もしあるなら、行ってみたい**
鋼製の不透光シェード。行く先を強く照らすでしょう。
シリコン製の透光シェード。シェードが明るく発光し、天井にも反射して発光するでしょう。
電気工事不要の引掛けシーリング用だと気軽でいいのですが、あるのはあるけれど
あまり選択肢はなく、多くは電気工事が必要な直付けタイプです。
引掛けタイプだと、自分でいつでも他の(引掛け式の)照明に変えられる。
こういうのもいいですね。首が90°しか動かないものや、180°動くものがあります。
向きを自由に動かせる照明器具だと、電気配線位置の失敗など、色んな問題が解決するし、部屋の用途の変化に対応できるし、美的にも多様性を楽しめるし、とてもいい。
私が電気屋さんなら、首振り式の照明をお勧めします。