子どもと親の確執が生じ、子が親を憎悪するという状態になっている時、
子どもの感じ方を否定する親は多い。多いというか例外はないだろう。
子どもの感じ方を肯定するなら、親子の確執や憎悪など生まれないのだから。
自分はあの子の為に あれをしてやった これをしてやった と言い
自分がやっていることは正当で、あの子の感じ方、解釈の仕方がが歪んでいる、
恩知らずだとする親。
親子問 . . . 本文を読む
子どもや、教え育てる対象に対して、威厳は意図してつけるものじゃない。
威厳は目的ではなく結果として相手が自然発生的に感じるものであり、意図してもとうとする
ことは害があって利はないように思う。威厳を保とうとすることは、自分の間違いを認めなかったり、
謝ったら死ぬ病に陥ったり、優位な立場やメンツを保守する為の嘘や詭弁や言い訳を言うといった
不誠実な行動をほぼ必ず引き起こす。それは子どもそっち . . . 本文を読む
ナイチンゲールの伝記だったかな。弱った赤ちゃんを施設で保護して看病をして、
息をひきとった赤ちゃんを見て、リーダーの主人公がその場にいた看護師たちに
「生まれて少しの間だったけど、愛を感じることができたでしょう」
と言ったシーン、思い出すたびに涙が出る。
子どもには愛を伝えることが、一番大事。
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責任ある態度の続き。
いつも気丈なしっかり者の母親が夜1人で泣いてる姿を襖の間から見て…
というエピソードなどしばしば目にするように、日本では子どもの前で泣かないという
我慢の美徳があります。でも、私には無理だから最初からこの美徳には乗りませんでした。
できる予感がしないのと、その我慢の考えに感覚的に賛同していないからでしょう。
私が子どもの前で泣いた時に、そこに居合わせた . . . 本文を読む
コントロールを超えた治療 を書きながら、補足したいことが派生しました。当記事では、
常識的で理に適った思考で、状況の打開、改善を目指すことは、誠実な人なら当たり前にやる
ことだけど、そういう「合理的思考」によらないコントロールを超えた治療というのがあると
書きました。例えば、この状況は悪いから一刻も早く抜け出そうという真っ当な思考に基づく
努力にもかかわらず、悪状況を不運にも余儀なくさせら . . . 本文を読む
メンタリストDaigoさんの、ネオリベ全開の発言など大変不快に思いますが、この人は
以前から気になる人です。彼は福岡県育ちです。長年学校でいじめに遭っていた彼が、ある日
耐えかねて鉈を投げたら教室の壁に刺さり、その日からクラスメイトの態度が一変し、
いじめがピタリと止んだというエピソードには色々と思うところがあります。
また別に書こうと思いますが、彼は、ヒトの性質を学んでしまって 笑っちゃ . . . 本文を読む
金額を心配せずに何でも好きな料理を注文できるサイゼリヤには、
子どもとの外食でよく行きます。
最近は、定番のオレンジ色のコテ塗り風の壁ではなくて、都市写真のモノクロプリント壁紙など、若者受けを狙った内装の店舗が目立ってきて、息子は「いつものオレンジ色がいいのに」と言い、「私もそう思う」と言いました。子どもはサイゼリヤを高級レストランだと思っていて、そう思って食べるに越したことはないのでず . . . 本文を読む
息子の仲良しのT君は、息子の真似をよくするそうです。
息子がトイレに行く時彼も来て、図工で描く絵も似ていて。作文のテーマも。
私は、内気なT君の耳が恥ずかしさで真っ赤になるのを想像して
「気づいとっても 真似せんでとか言ったらいかんよ」と言うと
「言ってない」とのことでした。でも別の友達が
「T君、そげん○○君のこと好きと?」と言ったそうです。するとT君は
否定もせず 頷きもせず、困っ . . . 本文を読む
ド C ツェー の続き。
最初のピアノの先生は鬼の女王様のような人でしたが、いい所もありました。
ピアノに精通した大人なのに、私にド : C : ツェーの音を弾かせる時も、
バイエル練習曲の伴奏をつける時も、すこしもその時間をないがしろにしませんでした。
だから、その時間は極めて濃密なものとなり、大人になった今でも永遠の瞬間となっています。
毎日毎日ピアノの世界に入り浸っていながら、一番 . . . 本文を読む
休日に、子どもと電車で福岡市の天神に出かけました。
息子は物心ついてきて、「ママ~」と可愛かった幼少期とは違って少年になっていて
「あんまり懐かんで」と言われました。
でも散歩する時も、外出先を歩く時も、手を繋いでいます。
彼ぐらいの年齢の頃、私も同級生も、誰も親と手は繋いでいなかった。でも気づいてないから
私は喜んで手を繋いでいます。ずーーっと、気づかないで欲しい… ^^ . . . 本文を読む
子どもはradicalです。
radical:根本的な、基礎の、根の、基の、抜本的な、徹底的な、急進的な、過激な、革命的な
担任との個人面談の時に、「辞書を引いて言葉を見つけるのが早い」と先生に言われたことを彼に言うと「遅かったらいけないの?」と言いました。彼が4歳の時も、大人が「とってもカッコいいわよ、自信もってね」と言うと「カッコよくなかったら自信を持ってはいけないの?」と . . . 本文を読む
子どもが「ママ、イヤミってなに?」と訊くので
「相手に嫌なことを丁寧な言い方とかで言うこと」「”ば~か!!”とかじゃなくて、
あくまでも丁寧な言い方で、蜂のようにチクリと刺す、そんな文句の言い方。」
と答えました。「慇懃無礼と言って、うわべだけやたらに丁寧に接して実はとても
イヤミだったり、少しも尊敬していなかったりする、そういう態度が大人の世界にはあるのよ。」
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小学生の息子から中学校・高校に関することを訊かれ、その返答の中で
「中学までは、みんなが行かないかんと決められとって、行かんとかはダメと。
義務教育って言うと。でも高校からは、行くか行かんかは自由。」と説明すると
母が、主語が違うとの旨指摘しました。
義務教育の義務は、親が負っていて、子どもではない。受ける義務ではなく受けさせる義務。
子どもは教育を受ける権利をもってい . . . 本文を読む
ダブルスでテニスをするのとかと似ていて
ピアノを2人で弾くのは、最高のコミュニケーションだと思います。
新しい音楽ルーム②では、グランドとアップライトを置いて
2台のピアノで連弾ができるから、本当に楽しみです。
先日、歴史的遺産となっているドイツ製の古いピアノHupferを弾かせてもらいました。
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子どもは今、お金というものに魅了されています。
お金があれば、飲み物、アイスクリーム、お菓子、おもちゃ等買えるので
「お金ってすごい! なんでも買える」と。
お年玉や親族に貰ったお祝いなどは彼のお金なので、得意になっています。
子どもが通貨に夢中になるのは、当然だと思います。みんなが通過すること。
私 . . . 本文を読む