さわやかな秋の日、2歳児クラスととけっこうは近くの金ケ作公園にお散歩に行ってきました。
お母さんと手をつないで、お友達と手をつないで、足取りも軽くうきうきと歩いていきます。
まだ紅葉には少し早い感じでしたが、黄色に色づいてきたイチョウの木、赤くなり始めたもみじ…
公園はすっかり秋色になっています。
さあ、今日はどんな秋の宝物がみつかるでしょうか?
「あかい実、みーつけた!」
落ち葉に隠れたはなみずきのピカピカのあかい実をお日さまにかざしてうれしそうなYちゃん。
「このどんぐり、帽子かぶってるよ!」
きれいな色の葉っぱ、木の枝、いろんな形のどんぐり……あっという間に袋の中に宝物がいっぱいです。
「だんごむしのおうちだー!」
木の皮を剥がしたらそこにはたくさんのダンゴムシ……お母さんたちは後ずさり、でも子ども達は興味津々。
「寒いからお布団かけてたのかな?」「お母さんダンゴムシもお父さんダンゴムシも赤ちゃんダンゴムシもいるね。」
一つの発見からいろんなことを考えたり,想像したりします。
なんだろう? どうしてかな? なんてきれいなんだろう! おもしろそうだな!
心が動かされことに出会う時、子どもの内面に何が起きているのでしょう。
自分で探求して見つけたこと、感動したことは、どんなに小さなことも子どもの中に残っているはずです。
大切なのは、‘‘知っている‘‘ことより‘‘感じる心‘‘。
「遊具で遊ぶことはあっても、こんなにすてきなところが公園にあるなんて知りませんでした。」
遠くに行かなくても、お金をかけなくても、ちょっと目線を変えると身近なところに不思議な世界がいっぱいあるのです。
さぁ、次のお休みはお父さんも一緒にお散歩に出かけてみては?
大人も心を動かすことに出会うと、子どもの気持ちがもっと よくわかるようになるでしょう。