「あっ、しいたけ!」
んっ?何のこと?
夢中で遊んでいた2歳になったばかりのTくんが急に立ち止まって言いました。
お母さんも私も最初は⁇…
でもスッキリした様子のTくんを見て、もしかして?と二人で顔を見合わせました。
そうだ!さっきやってたパズルのパーツ🍄!
それを思い出したんだね?
パズルが大好きなTくん。
ひとつずつ「りんご!」「ピーマン」と言いながらはめていたのですが、横で見ていた私が「これは?」と思わず聞いてしまった時に、一瞬手が止まり、黙ってパズルをはめたのでした。(余計なことをしてしまった!と反省…)
あの時、Tくんはこれなんだっけ?って思い出そうとしていたのですね。
もう他の遊びをしていたところ、ふと「そうだ!しいたけだ!」って思い出したんだね。
もうそれはそれはスッキリしたーって顔でした。
ひとつずつ知らなかった物、単語に出会っていく。
そして、生活の中で、遊びの中で、獲得した言葉を使い、確認しながら自分のものにしていく。
子どもたちが、日々いかに言葉と出会い、そして自分で使うことができるようになる喜びをかみしめていることか…
すごいなーとあらためて感じました。
それにしても、「椎茸でしょ。」なんて軽はずみに言わなくて良かった…
とつくづく思いました。
大人が出来ることは、子どもの邪魔をしない、これが一番大事かも、と再度反省しました…