3月になりました
「ととけっこうは来週で最後だからね、たくさん遊ぼうね、って言ってきたんです。」
ここでの親子の時間の「最後」を惜しむお母さん…
そういう私たちも皆んなが来る前に、
「今日を入れてあと2回かー…」
と寂しさを噛みしめていたところでした。
さて、子どもたちは?というと…
いつも通りよく遊ぶ。
でもその"よく"がここ何回かで
さらにパワーアップしているように思います。
遊び方はもちろん、場面設定、おもちゃの使い方、そして何より語彙の増え方がすごい!
「最後って?」
子どもたちからしたら、大人の感傷は理解できないものでしょう。
そう、分からなくていいし、分からないでいいのです。
先日、NHKのプロフェッショナルで俵万智さんの短歌にもありました。
“最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく
その連続と思う子育て”
最後に一緒におままごとしたのはいつだったかな、
最後におんぶしたのはいつだったっけ…
もう何十年も前の最後をちょっと懐かしく思い出しました。
最後とは知らぬ最後、
本当にそんな時間の連続の中で、その「最後」を惜しむ大人をよそに、子どもたちはひたすら前に進んでいきます。
子どもには「最後」ではなくて大事な一過程…
大人の思いを押しつけてはダメですね。
あー、でも来週でもう最後かと思うと…
3月はいつも嬉しくてさびしいのです。
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