去る6月24日(土)、第30回わらべ唄研修会が無事終了いたしました。
午前中の講座には、北は北海道、南は九州から120名を超える方々に参加いただきました。
「誰のために何をしているのか?」
小林先生からの第一声。
この一言に誰もが自分の日頃を振り返り、胸中穏やかではなかったのではないでしょうか?
毎日忙しく、心身ともに疲れるまで保育してるのに…でも一番大切なことを忘れていたのでは…
待機児童解消ばかりが取りざたされて、置き去りにされている子どもたちに胸を痛めながらも、日々をとりあえず無事に過ごすことで精一杯。おかしいと思いながらも子どもたちとの毎日を守ろうと頑張っているからこそ胸にグサリときたと思います。
今回はここ数回続けてきたテーマ、「子どもの発達とわらべうた」のまとめでした。
子どもの発達に合わないことをしても何にもならない。子どもは育たない。
保育の目標が曖昧になっているのでは?もっと理論的に考えて。
発達を知ったうえで子どもをしっかり見れば、自ずと子どもが教えてくれる。
わらべうたを通して、保育の根本を、そして子どもに向き合う姿勢を今一度確認し、胸に刻んだ一日となりました。皆さんはいかがだったでしょうか?
「保育は世の中で一番楽しい仕事。楽しい保育は疲れないのよ。」
小林先生のことばが明日からの力となりますように!
わらべ唄保育研究会主催のわらべ唄研修会は今回が最後となりますが、今後は子育ての杜にて大人のためのわらべうた講座で引き継いでいきます。
H29年度の大人のためのわらべうた講座は10月21日(土)、2018年1月27日(土)を予定しております。詳しくはまたこのブログにてお知らせします。
どうぞよろしくお願いいたします。