こういう日記はもう書くことはないと思っていたのに、回帰している自分に「何をやっているんだ」と口撃したくなる。再雇用扱いになった今年は、家へ仕事を持ち帰ることはほぼなかった。この程度の仕事は職場で処理できる、と前々から考えていたことだ。今までは雑務がたくさんあって、本来の仕事は家で処理することが多かった。そもそも担っている仕事が多かったのかもしれない。多く処理すればするほど経験値は増える、そういうスタンスを若いころから持っていた。だからそう簡単に身に覚えのある仕事観が変わるはずもない。もちろん今担っている業務量は昨年までに比較したら、ずいぶん少ない。さらに数年前の仕事を例にしようと回帰すると、「よくこんなに仕事を処理していたものだ」と感心したりする。したがって半年余、家で仕事をすることはなかった。
ところが最近、夢の中に同僚が登場したり、仕事のことを考えていて寝付けなかったりすることが…。「まずいなー」とは思うが、間に合わないのだから仕方ない。そこへ本職以外の仕事も重なってきて、「前と同じ」とつぶやくように…。とはいえ、やはり以前ほどの多重債務状態ではないのだが、やはり退職までに担当していた仕事を処理できずに、翌年に送っていた仕事が影響している。いまだその債務は棚上げになっているので、これから3月までの業務量は、おそらく正規職の社員より多いかもしれない。
ということで、ここのところ家へ仕事を持ち帰り、少し仕事をするようになった。するとそれほど長い時間ではないのだが、この少しがけっこう役に立っている。夢にも出てくるくらいだから、「どうやったらいいか」という考える時間も職場以外に移った。意外に歩いていたり、違うことをしていて「気がつく」ことがけっこうあったりする。「働き方改革」なんていう言葉が流れ、実際のところそうした制約とでも言って良い環境が押し寄せてきているが、わたし的には、業務外で錯綜しながら仕事のことを思い出すと、「ひらめき」があったりして、そんなもの「くそくらえ」と思っている。もちろんそのために業務外の仕事が疎かになりがちだが、せめて債務を処理するまでの今年度中は少し回帰せざるをえないと思っている。ただし、回帰しても、昨年までのように日記が空白になることはないと思う。
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