カスタムハウスホテル(Custom House Hotel)の敷地内、ICDIM2008(Third International Conference on Digital Information Management)の会場に到着。まだ午前中の講演時間であったが、それほど多くの聴衆は居なかった。講演時間中に先生も会場に到着し、合流した。
午後1時を回り、昼食が配られた。この日も簡単な内容で、紙袋にはエッグサンドイッチ・ポテトチップス・バナナ・ジュースが入っていた。これに加え、ミネラルウォーターがあった。
食事も早々に済ませ、発表原稿に目を通した。自分のセッションが午後2時から始まるからであった。と、そこに主催者の方がまた周って来た。先生が「彼は今、発表前で神経質になっている」と伝えると、「心配することはないさ」と肩をポンと軽くたたいた。少し楽になり、"Thank you."と返答。昼のセッション前には、家族にしばらく連絡をしていなかったので、会場用の無線LANで家族宛にメールを送信。日本は深夜であったが、すぐに「がんばれ」との返事を貰った。
昼一番のセッション。最初の時点で、聴衆は自分達を含め7名。会場に用意されていたノートパソコンに発表資料をコピーし、準備を整えた。
予定時刻になり、座長の号令で発表が開始された。自分の発表前には何名かの研究者が発表を行っていたが、自分は原稿に目を通すので精一杯であった。
自分の番になり、前にあるノートパソコンの所へ。発表資料をスクリーンに写し出し、発表を開始した。"My taik today is on ~.":出だしから危なげな感じではあったが、事前に先生に指摘された発音箇所に注意し、覚えた文言を搾り出した。"First, I'd like to explain about our research background. ~""It is our research aim to resolve ~.":研究背景を説明する部分・目的を述べる部分は良く練習していたので、まだ原稿の出番はなかった。"Now we'd like to explain about~.":研究の動機となる問題点を述べる箇所。この辺りから早くも文言が出なくなり、原稿に目を向けるように。事前の練習では問題がなかったが、海外での発表という、慣れない環境での緊張のせいだろうか?結局は、この後、結論(conclusion)を述べるまで、原稿に頼ることになった。
何とか、12・3分程度で発表が終了した。質問は、座長の方から"What's your future work?"、つまり課題は何であるかを問われたので、それに対する返答を(無論、英語で)行った(後で先生に聞いたが、答えとしては合っていたとのこと。ただしそれよりもより良い答え方があったので、帰国後、それに関する実験を行っている)。
セッション終了後、会場のテラスに入って休憩。とにもかくにも、今回の自分の目的は達成されたので、2人とも今日はこのままホテルに帰ることにした。英語以前に、海外で発表することに過度に緊張してしまったが、何となく肩の荷が下りたようで、魂が抜けてしまったような感覚を受けた。
(次の記事へ)
(前の記事へ)
-----
今回開催された、IEEE主催の国際会議 "Third International Conference on Digital Information Management(ICDIM2008)"については、以下のサイトを参照のこと。
・ICDIM: International Conference on Digital Information Management
午後1時を回り、昼食が配られた。この日も簡単な内容で、紙袋にはエッグサンドイッチ・ポテトチップス・バナナ・ジュースが入っていた。これに加え、ミネラルウォーターがあった。
食事も早々に済ませ、発表原稿に目を通した。自分のセッションが午後2時から始まるからであった。と、そこに主催者の方がまた周って来た。先生が「彼は今、発表前で神経質になっている」と伝えると、「心配することはないさ」と肩をポンと軽くたたいた。少し楽になり、"Thank you."と返答。昼のセッション前には、家族にしばらく連絡をしていなかったので、会場用の無線LANで家族宛にメールを送信。日本は深夜であったが、すぐに「がんばれ」との返事を貰った。
昼一番のセッション。最初の時点で、聴衆は自分達を含め7名。会場に用意されていたノートパソコンに発表資料をコピーし、準備を整えた。
予定時刻になり、座長の号令で発表が開始された。自分の発表前には何名かの研究者が発表を行っていたが、自分は原稿に目を通すので精一杯であった。
自分の番になり、前にあるノートパソコンの所へ。発表資料をスクリーンに写し出し、発表を開始した。"My taik today is on ~.":出だしから危なげな感じではあったが、事前に先生に指摘された発音箇所に注意し、覚えた文言を搾り出した。"First, I'd like to explain about our research background. ~""It is our research aim to resolve ~.":研究背景を説明する部分・目的を述べる部分は良く練習していたので、まだ原稿の出番はなかった。"Now we'd like to explain about~.":研究の動機となる問題点を述べる箇所。この辺りから早くも文言が出なくなり、原稿に目を向けるように。事前の練習では問題がなかったが、海外での発表という、慣れない環境での緊張のせいだろうか?結局は、この後、結論(conclusion)を述べるまで、原稿に頼ることになった。
何とか、12・3分程度で発表が終了した。質問は、座長の方から"What's your future work?"、つまり課題は何であるかを問われたので、それに対する返答を(無論、英語で)行った(後で先生に聞いたが、答えとしては合っていたとのこと。ただしそれよりもより良い答え方があったので、帰国後、それに関する実験を行っている)。
セッション終了後、会場のテラスに入って休憩。とにもかくにも、今回の自分の目的は達成されたので、2人とも今日はこのままホテルに帰ることにした。英語以前に、海外で発表することに過度に緊張してしまったが、何となく肩の荷が下りたようで、魂が抜けてしまったような感覚を受けた。
(次の記事へ)
(前の記事へ)
-----
今回開催された、IEEE主催の国際会議 "Third International Conference on Digital Information Management(ICDIM2008)"については、以下のサイトを参照のこと。
・ICDIM: International Conference on Digital Information Management