T.Shimada's Diary

日々の話題、過去の話題から。

福井フェニックス花火

2009年08月08日 00時06分38秒 | 福井
 8月3日(月曜)のことだが、福井市の足羽川河川敷(木田橋付近)で、福井フェニックス花火が催された。土日のフェニックスまつりを締めくくるイベントであり、福井豪雨関連の工事がひと段落した、4年前から再開されている。

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 その日の午後7時過ぎ。大学での平日いつもの業務を済ませ、田原町駅で武生新行きの普通電車を待った。このときはまだ、辺りがうっすらと明るく、花火を上げる暗さにはまだまだ、といった感じであった。


 田原町駅には、花火終了後に運行される臨時列車(今回は200形203号)が留め置かれていた。


 午後7時10分ごろ、普通電車が到着。夏休み期間のため、乗客の数は数えるほどであった。ただ、やはり花火会場へ行く乗客があり、乗務員に最寄りの駅を尋ねていた。ちなみに、花火会場へは公園口駅が最寄りであるが、福井駅前に一旦入るため、そこから堤防沿いに歩く方法もある、という案内であった。


 市役所前駅で電車を降り、幸橋へと歩いた。昨年は幸橋周辺が混雑していたため、ひとつ西側の桜橋から見物していた。今回は、周辺堤防も整備が終わっているため、見物客が分散され、幸橋付近(浜町)から見物することにした。


 午後7時半ごろ。花火の打ち上げが始まった。幸橋は打ち上げ会場の西側にあり、仕掛け花火など、一部の花火は建物に被ってしまう。

 
 最初の打ち上げが終わった頃、福鉄ビア電号が幸橋を通過。橋を通過しきる前に、次の打ち上げが始まった。

(以下、幸橋、桜橋から撮影した花火。)

 

 

 





 午後8時過ぎ。花火の打ち上げがそろそろ終わりとなる頃、福井鉄道の大型電車(200形201号)が幸橋を通過していった。帰りがあまり遅くなってもよくないので、ここで見物を終わり、市役所前駅に戻った。駅にはすでに、同じように花火見物を切り上げた見物客が電車を待ち合わせていた。


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 午後8時20分ごろ、田原町駅から折り返した200形電車に乗車。花火も終わったのか、通りには会場を後にする乗客で混雑していた。また、中央通りのうち大名町交差点から福井駅方面への道路は、県警が封鎖をしていた。良からぬ連中への対策だろう。

 夜の福鉄電車は普段それほど混雑しないが、この日は珍しく、公園口駅・木田四ツ辻駅で多くの花火見物客が乗車し、大型電車の車内はたちまち満杯となった。各駅の改札業務はすでに終了している時間帯であるが、この日は運転士のほか乗務員2名が入り、乗車券販売や駅の集札業務を行っていた。混雑した中の業務は大変だろうが、イベントであるとはいえ、これだけ多くの人が福鉄電車を利用したということは、福武線の利用・存続という面で意義深い。


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 1年ぶりの花火であったが、昨年とはまた違った場所で見物することができ、夏の風物詩を堪能することができた。昨年より花火の数が減ったそうだが、それでも福井市の夏を飾るイベントとして、フェニックス花火は欠かせない。


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