飛行機(JAL-777)に搭乗し、指定の座席に着席。真ん中の列の席であったため、窓が遠かった。すると先生が、今日の搭乗者は少ないので、別の席に移ったらどうかと仰った。CAの方によると、離陸後であれば、空いた席に移動しても良いとのことであったので、そうすることにした。
15:35ごろ、予定より遅れて、搭乗口から飛行機が動き始めた。外はあいにくの雨。出発が遅れたこともあるのか、他の飛行機の離着陸を待って、滑走路へと移動。一旦止まり、一気に加速して離陸。16:10ごろ、ヒースロー空港を出発した。
離陸後、ベルトサインが消え、アナウンスを聞いた後で、窓際の席に移動。すべての荷物は持って行かず、機内で利用する荷物を詰めたリュックのみを持って移動した。
16:30ごろ、ドイツ・ハンブルク上空。行きと同じく、飲み物とおつまみのサービスがあった。飲み物で真っ先に頼んだものが、緑茶であった。イギリスでは専らミネラルウォーターかジュースであったので、無意識に、何か日本のものが欲しかった。日本ではペットボトルで買える、何てことのないお茶ではあったが、それでも1週間ぶりのお茶には、安堵した。
17:00ごろ、少し早めの夕食。この日は、ライスとミニハンバーグ、サラダ、パスタ、デザート。
17:50ごろ、リトアニア上空。ミネラルウォーターのミニボトルが配られた。
19:00ごろ、消灯。事前に客室内の窓が閉じられたので、室内は真っ暗となった。この時間から仮眠をとることになるが、まだ時間が早いためか、座席に付いているモニターで映画やゲームをする乗客も何人かいた。自分も最初は起きていたが、ゲームばかりしていても仕方がないので、寝ることにした。
20:00ごろ、シベリア西部、スイクトゥイフカル上空。トイレのために一旦起きた。モニターで現在位置を確認したが、日本にはまだ遠い。
23:40ごろ、イルクーツク上空。まだ消灯中であったが、アップルジュースが配られていたので、コップに一杯貰った。モニターから機外カメラを見ると、下は雪と氷のみの銀世界が広がるばかりであった。シベリアは、地図では知っていても、実際にこれほど手付かずの自然が残されているとは知らなかった。
(ここからは、日本時間(イギリス時間)と表記。)
11月18日、10:20(1:20)ごろ、ハバロフスク上空。まだ消灯のままであったが、日の光が入っていたおり、周りの乗客も起きていた。
外は相変わらず、原野が広がっていた。ただ、シベリアの雪原は過ぎており、緑一面となっていた。
11:00(2:00)ごろ、日本海上空。客室の明かりも点き、昼食の時間となった。メニューは、バターロール、オムレツとソーセージ、ハム、ジャガイモとマッシュルーム、グレープフルーツ、ヨーグルト。
11:50(2:50)ごろ、税関申告書(正式には携行品・別送品申告書:CUSTOMS DECLARATION)が配布された。日本に帰国・入国する際に必要となる書類である。
12:30(3:30)ごろ、舞鶴沖。フライトマップには、「福井」など見慣れた地名が映された。空港まであと少しであるが、航路の関係か、一旦鳥取まで迂回し、高度を落としながら中国地方を横断して空港へと向かった。するとまもなくベルトサインと電化製品の使用中止のアナウンスが入り、着陸態勢に入った。窓の外には大阪湾が見えた。
客席前のモニターを見ると、空港はすぐ先となっていた。滑走路を捉え、高度を下げながら進入。滑走路にタイヤが付いたところでブレーキがかかり、一気に速度が落ちる。こうして13:15(4:15)ごろ、無事、関西国際空港に到着した。予定より遅れての到着となった。
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◎コラム12 - 携行品・別送品申告書
日本に帰国する際、税関に提出する書類が、携行品・別送品申告書である。
記入する内容は、以下の通りである。
(A面)
・搭乗機名、出発地: 例:JAL422、ロンドン
・入国日: 入国する年月日を記入する。
・氏名: 自分の氏名とフリガナを記入する。
・住所・電話番号: 日本人なら、自宅などの住所・電話番号を記入する。
・職業: 「学生」など、職業を記入。
・生年月日: 自分の生年月日を記入。
・旅券番号: パスポートの番号を記入する。
・同伴家族: 成人(20歳以上)・未成年(6歳以上20歳未満)・小児(6歳未満)別に人数を記入する。
1.携行品のチェック
2.現金・有価証券のチェック
3.別送品の有無
・署名: 記入者自身の直筆で。
(B面)
…携行品についての詳細な申告(A面 1に該当した場合のみ記入)
詳しくは、税関の「海外旅行の手続」ページを参照のこと。
15:35ごろ、予定より遅れて、搭乗口から飛行機が動き始めた。外はあいにくの雨。出発が遅れたこともあるのか、他の飛行機の離着陸を待って、滑走路へと移動。一旦止まり、一気に加速して離陸。16:10ごろ、ヒースロー空港を出発した。
離陸後、ベルトサインが消え、アナウンスを聞いた後で、窓際の席に移動。すべての荷物は持って行かず、機内で利用する荷物を詰めたリュックのみを持って移動した。
16:30ごろ、ドイツ・ハンブルク上空。行きと同じく、飲み物とおつまみのサービスがあった。飲み物で真っ先に頼んだものが、緑茶であった。イギリスでは専らミネラルウォーターかジュースであったので、無意識に、何か日本のものが欲しかった。日本ではペットボトルで買える、何てことのないお茶ではあったが、それでも1週間ぶりのお茶には、安堵した。
17:00ごろ、少し早めの夕食。この日は、ライスとミニハンバーグ、サラダ、パスタ、デザート。
17:50ごろ、リトアニア上空。ミネラルウォーターのミニボトルが配られた。
19:00ごろ、消灯。事前に客室内の窓が閉じられたので、室内は真っ暗となった。この時間から仮眠をとることになるが、まだ時間が早いためか、座席に付いているモニターで映画やゲームをする乗客も何人かいた。自分も最初は起きていたが、ゲームばかりしていても仕方がないので、寝ることにした。
20:00ごろ、シベリア西部、スイクトゥイフカル上空。トイレのために一旦起きた。モニターで現在位置を確認したが、日本にはまだ遠い。
23:40ごろ、イルクーツク上空。まだ消灯中であったが、アップルジュースが配られていたので、コップに一杯貰った。モニターから機外カメラを見ると、下は雪と氷のみの銀世界が広がるばかりであった。シベリアは、地図では知っていても、実際にこれほど手付かずの自然が残されているとは知らなかった。
(ここからは、日本時間(イギリス時間)と表記。)
11月18日、10:20(1:20)ごろ、ハバロフスク上空。まだ消灯のままであったが、日の光が入っていたおり、周りの乗客も起きていた。
外は相変わらず、原野が広がっていた。ただ、シベリアの雪原は過ぎており、緑一面となっていた。
11:00(2:00)ごろ、日本海上空。客室の明かりも点き、昼食の時間となった。メニューは、バターロール、オムレツとソーセージ、ハム、ジャガイモとマッシュルーム、グレープフルーツ、ヨーグルト。
11:50(2:50)ごろ、税関申告書(正式には携行品・別送品申告書:CUSTOMS DECLARATION)が配布された。日本に帰国・入国する際に必要となる書類である。
12:30(3:30)ごろ、舞鶴沖。フライトマップには、「福井」など見慣れた地名が映された。空港まであと少しであるが、航路の関係か、一旦鳥取まで迂回し、高度を落としながら中国地方を横断して空港へと向かった。するとまもなくベルトサインと電化製品の使用中止のアナウンスが入り、着陸態勢に入った。窓の外には大阪湾が見えた。
客席前のモニターを見ると、空港はすぐ先となっていた。滑走路を捉え、高度を下げながら進入。滑走路にタイヤが付いたところでブレーキがかかり、一気に速度が落ちる。こうして13:15(4:15)ごろ、無事、関西国際空港に到着した。予定より遅れての到着となった。
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◎コラム12 - 携行品・別送品申告書
日本に帰国する際、税関に提出する書類が、携行品・別送品申告書である。
記入する内容は、以下の通りである。
(A面)
・搭乗機名、出発地: 例:JAL422、ロンドン
・入国日: 入国する年月日を記入する。
・氏名: 自分の氏名とフリガナを記入する。
・住所・電話番号: 日本人なら、自宅などの住所・電話番号を記入する。
・職業: 「学生」など、職業を記入。
・生年月日: 自分の生年月日を記入。
・旅券番号: パスポートの番号を記入する。
・同伴家族: 成人(20歳以上)・未成年(6歳以上20歳未満)・小児(6歳未満)別に人数を記入する。
1.携行品のチェック
2.現金・有価証券のチェック
3.別送品の有無
・署名: 記入者自身の直筆で。
(B面)
…携行品についての詳細な申告(A面 1に該当した場合のみ記入)
詳しくは、税関の「海外旅行の手続」ページを参照のこと。