T.Shimada's Diary

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南部氏 ノーベル物理学賞 受賞

2008年12月14日 20時48分30秒 | 時事・日記
 2008年12月10日、スウェーデンのストックホルムにて、今年のノーベル賞授賞式が執り行われた。今年は物理学賞に3名、化学賞に1名、計4名の日本人が選ばれた。

 物理学賞においては、素粒子物理の研究者である、南部陽一郎氏(米・シカゴ大学)、小林誠氏(高エネルギー加速器研究機構)、益川敏英氏(京都大学)の3名が選ばれた。日本人による初の共同受賞、および初の受賞枠独占であるという。

 このうち南部氏は、東京生まれであるが、小学校~旧制高校までを福井で過ごしたそうで、1979年に福井市の名誉市民となった。

 また、化学賞においては、下村脩氏(米・ボストン大学)が緑色蛍光タンパク質」(GFP)を発見したことについて、受賞を受けた。


 今回の理学分野における日本人の受賞は、地道な研究の積み重ねの結果として、評価された結果である。粘り強く研究を続けたからの結果であり、すぐに貰える賞ではない。理科離れが進んでいると言われている若い世代にとって、少しでも科学に興味を持ってもらえるきっかけになれば。また、地道に物事に当たることが、どれだけ大切であるかを、改めて感じた。


(写真:福井市役所にて、南部氏のノーベル賞受賞を祝う横断幕:2008.12)


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