
(写真…BTタワーと月(7:30頃))
11月17日、月曜日。この日で今回の滞在は終わり、日本へ帰国することに。先生からの事前の連絡で、各自で空港に行くことになっていた。そのため、ホテルの朝食を済ませた後で、まずはオイスターカードの運賃追加を行いに、ラッセルスクエア駅へ行った。
自分の場合、トラベルカードとしての購入であったので、機械での追加でなく、窓口での運賃追加を行うことにした。滞在中はゾーン1~3の範囲で利用していたが、ヒースロー空港のあるゾーン6までの不足分を追加する必要があった。
午前10時前。窓口で自分のカードを受け渡し、どこからどこまでの運賃が必要かを係員に伝える。ところが、何回も聞き返してくるので、なぜかと思ったら、ゾーン番号(ゾーン1から6まで)でなく、出発駅と到着駅を教えてくれということらしい。"From this station, russell square, to Heathrow terminal."と答えると、ようやく追加運賃の支払い(追加分£1.80)を済ませることができた。英語のテストでないのでチャンスは何度もあるが、いかに早く理解できるかが重要であるということを感じた。
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ラッセルスクエア駅を出て、向かいのスーパーTESCOへ。ここで、昼食用のサンドイッチとミネラルウォーターを購入することに。スーパーには、一匹分の鶏肉丸ごとがパック詰めされているなど、日本のスーパーとはまた異なった商品が売られていた。また、欧米ではすっかり定着した、すしのパックも置かれていた。パッと見、日本のパックずしに似ている感じもしたが、味はどうだろうか?
土産物になるものはないかと菓子コーナーを見ると、チョコレートやクッキーといった、ティータイムに定番の商品がやや多く置かれていた。その中で、クランベリー入りのビスケットが売られていたので、1箱買うことにした(Fudges Cranberry Biscuits (200g) £2.59)。
(ビスケットは帰国後に食べたが、お茶請けとしての菓子なのか、日本で売られているビスケット・クッキー類よりも少し甘かった。ただ、生地自体はしっかりしており、サイズも大きいので、食べ応えがあった。)
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部屋の外に居たハト
午前10時過ぎ、ホテルの部屋に戻り、荷物の取りまとめを行うこととした。が、カードキーの調子が悪く、何度やっても読み取り機が受け付けてくれない。10分近く粘ったが、あきらめ、1階のレセプションに。係員に"This key doesn't work"(合っているか自信はないが),つまりは「カードキーが使えません」との旨を伝えると、"Your room number, please."と部屋番号を問われたので、持っていた受付票を提示し、自分の部屋番号を見せた。すると、"OK."と、古いカードと引き換えに、新しいカードを機器に通して情報登録した上で、受け渡された。"Thank you."と礼をし、自分の部屋へ戻った。
一連の流れはそれほど難しいものではないが、先ほどの駅でのやりとりと同様、慣れていないと思った以上に難しく感じる。ただ、英語でやりとりし、それが伝わったということを少しでも経験すると、日本で英語を勉強(もちろん、基礎的な事は勉強すべきだが)するよりも、達成感はより感じることが、今回の滞在で実感できた。
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前日に荷物をまとめていたので、忘れ物の確認をした上で、チェックアウト期限の午前11時より10分前に、ホテルをチェックアウトした。ここからは、行きと逆の経路で、1人で空港に行く。
ロイヤルナショナルホテルからハードケースを引き、ラッセルスクエア駅へ。ここからヒースロー空港行きの地下鉄(ピカデリー線)に乗る。昼前のためか、ホームで地下鉄を待つ人はほとんどいなかった。電光掲示板には"Heathrow Terminal 4&1,2,3"の掲示が。自分の行きたい場所はターミナル3であったため遠回りとなるが、その次の電車案内がなかったため、それに乗ることにした。
午前11時頃、Heathrow Terminal 4&1,2,3行きの電車が到着。車内の空きは十分にあった。ハードケースもあるので、真ん中の扉付近にある腰掛けにのしかかった。
ピカデリー線で空港まで約1時間。やがて郊外に出ると、地下鉄も地上を走り、イギリス独特の家やマンションが車窓から見えた。さらに行くと両脇が森となり、ロンドン市域といっても自然が多く残されていることに気付かされた。
午後12時頃、Heathrow Terminal4 駅に到着。本線の電車(Heathrow Terminals 1,2,3&5行き)との待ち合わせのため、しばらく停車。その間、清掃職員が車内に入り、ゴミを拾っていた。15分近く停車の後、電車の扉が閉まり、Terminals 1,2,3駅に向けて発車した。

1973 stock(1973年ストック電車)
午後12時20分ごろ、ようやく目的の駅 Heathrow Terminals 1,2,3駅に到着。3つのターミナルへのアクセス駅となっているため、降車する乗客は多かった。出発する電車を見送り、エスカレータでホーム上の改札へ移動した。
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◎コラム10 - ロンドン地下鉄の動画
ロンドン地下鉄については、動画サイトなどでその様子が公開されている。ここではピカデリー線(Piccadilly Line)について、ピックアップした動画を紹介する。(いずれもYouTubeより)
・London Underground Piccadilly Line at King's Cross
…キングスクロス&セントパンクラス駅のうち、ラッセルスクエア方面のホームの様子。最後の方では、わずかだが車内の様子が映されている。
・A ride on the Piccadilly Line
…Heathlow Terminal 4&1,2,3 行きの地下鉄車内。Hounslow Central(ホーンスロー・セントラル)~Hounslow West(ホーンスロー・ウェスト)間の車窓を映している。最初の方で、次の駅と乗り換えの案内放送が入っており、聞き取り練習になる。なお、地下鉄車内が大変揺れる様子も映されている(実際の地上線区間も、このような感じに揺れる)。
・Piccadilly Line Drivers View
…運転席からの様子。区間は不明。客室からは見ることができないが、どのような感じでロンドン地下鉄が走っているかを見ることができる。
11月17日、月曜日。この日で今回の滞在は終わり、日本へ帰国することに。先生からの事前の連絡で、各自で空港に行くことになっていた。そのため、ホテルの朝食を済ませた後で、まずはオイスターカードの運賃追加を行いに、ラッセルスクエア駅へ行った。
自分の場合、トラベルカードとしての購入であったので、機械での追加でなく、窓口での運賃追加を行うことにした。滞在中はゾーン1~3の範囲で利用していたが、ヒースロー空港のあるゾーン6までの不足分を追加する必要があった。
午前10時前。窓口で自分のカードを受け渡し、どこからどこまでの運賃が必要かを係員に伝える。ところが、何回も聞き返してくるので、なぜかと思ったら、ゾーン番号(ゾーン1から6まで)でなく、出発駅と到着駅を教えてくれということらしい。"From this station, russell square, to Heathrow terminal."と答えると、ようやく追加運賃の支払い(追加分£1.80)を済ませることができた。英語のテストでないのでチャンスは何度もあるが、いかに早く理解できるかが重要であるということを感じた。
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ラッセルスクエア駅を出て、向かいのスーパーTESCOへ。ここで、昼食用のサンドイッチとミネラルウォーターを購入することに。スーパーには、一匹分の鶏肉丸ごとがパック詰めされているなど、日本のスーパーとはまた異なった商品が売られていた。また、欧米ではすっかり定着した、すしのパックも置かれていた。パッと見、日本のパックずしに似ている感じもしたが、味はどうだろうか?
土産物になるものはないかと菓子コーナーを見ると、チョコレートやクッキーといった、ティータイムに定番の商品がやや多く置かれていた。その中で、クランベリー入りのビスケットが売られていたので、1箱買うことにした(Fudges Cranberry Biscuits (200g) £2.59)。
(ビスケットは帰国後に食べたが、お茶請けとしての菓子なのか、日本で売られているビスケット・クッキー類よりも少し甘かった。ただ、生地自体はしっかりしており、サイズも大きいので、食べ応えがあった。)
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午前10時過ぎ、ホテルの部屋に戻り、荷物の取りまとめを行うこととした。が、カードキーの調子が悪く、何度やっても読み取り機が受け付けてくれない。10分近く粘ったが、あきらめ、1階のレセプションに。係員に"This key doesn't work"(合っているか自信はないが),つまりは「カードキーが使えません」との旨を伝えると、"Your room number, please."と部屋番号を問われたので、持っていた受付票を提示し、自分の部屋番号を見せた。すると、"OK."と、古いカードと引き換えに、新しいカードを機器に通して情報登録した上で、受け渡された。"Thank you."と礼をし、自分の部屋へ戻った。
一連の流れはそれほど難しいものではないが、先ほどの駅でのやりとりと同様、慣れていないと思った以上に難しく感じる。ただ、英語でやりとりし、それが伝わったということを少しでも経験すると、日本で英語を勉強(もちろん、基礎的な事は勉強すべきだが)するよりも、達成感はより感じることが、今回の滞在で実感できた。
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前日に荷物をまとめていたので、忘れ物の確認をした上で、チェックアウト期限の午前11時より10分前に、ホテルをチェックアウトした。ここからは、行きと逆の経路で、1人で空港に行く。
ロイヤルナショナルホテルからハードケースを引き、ラッセルスクエア駅へ。ここからヒースロー空港行きの地下鉄(ピカデリー線)に乗る。昼前のためか、ホームで地下鉄を待つ人はほとんどいなかった。電光掲示板には"Heathrow Terminal 4&1,2,3"の掲示が。自分の行きたい場所はターミナル3であったため遠回りとなるが、その次の電車案内がなかったため、それに乗ることにした。
午前11時頃、Heathrow Terminal 4&1,2,3行きの電車が到着。車内の空きは十分にあった。ハードケースもあるので、真ん中の扉付近にある腰掛けにのしかかった。
ピカデリー線で空港まで約1時間。やがて郊外に出ると、地下鉄も地上を走り、イギリス独特の家やマンションが車窓から見えた。さらに行くと両脇が森となり、ロンドン市域といっても自然が多く残されていることに気付かされた。
午後12時頃、Heathrow Terminal4 駅に到着。本線の電車(Heathrow Terminals 1,2,3&5行き)との待ち合わせのため、しばらく停車。その間、清掃職員が車内に入り、ゴミを拾っていた。15分近く停車の後、電車の扉が閉まり、Terminals 1,2,3駅に向けて発車した。

1973 stock(1973年ストック電車)
午後12時20分ごろ、ようやく目的の駅 Heathrow Terminals 1,2,3駅に到着。3つのターミナルへのアクセス駅となっているため、降車する乗客は多かった。出発する電車を見送り、エスカレータでホーム上の改札へ移動した。
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◎コラム10 - ロンドン地下鉄の動画
ロンドン地下鉄については、動画サイトなどでその様子が公開されている。ここではピカデリー線(Piccadilly Line)について、ピックアップした動画を紹介する。(いずれもYouTubeより)
・London Underground Piccadilly Line at King's Cross
…キングスクロス&セントパンクラス駅のうち、ラッセルスクエア方面のホームの様子。最後の方では、わずかだが車内の様子が映されている。
・A ride on the Piccadilly Line
…Heathlow Terminal 4&1,2,3 行きの地下鉄車内。Hounslow Central(ホーンスロー・セントラル)~Hounslow West(ホーンスロー・ウェスト)間の車窓を映している。最初の方で、次の駅と乗り換えの案内放送が入っており、聞き取り練習になる。なお、地下鉄車内が大変揺れる様子も映されている(実際の地上線区間も、このような感じに揺れる)。
・Piccadilly Line Drivers View
…運転席からの様子。区間は不明。客室からは見ることができないが、どのような感じでロンドン地下鉄が走っているかを見ることができる。