
現在、福井市内で道路上にある電停は、木田四ツ辻・公園口・市役所前・福井駅前・裁判所前の5つある(厳密には田原町駅も軌道の駅に含むが、道路上にはない)。このうち、市役所前と福井駅前を除く3駅が、写真(裁判所前駅)のような細長い電停となっている。自分が実際に利用したのは今年になってからだが、人ひとりの幅しかなく、行き違いや傘を差しての移動が困難である。
この危険な電停について、今週、県と福井鉄道が拡幅を検討することを明らかにした。福井新聞(6/2付)によると、現在ある電停のうち、整備された福井駅前駅を除く軌道上の電停について、来年度以降拡幅工事を行うという。拡幅の仕方としては、現在の右折レーンと競合する電停を、レーン延長上(交差点を挟んで向こう側)に移設し、そこに拡幅した電停を設けるという。また、この拡幅を機に、右折車の軌道進入を制限する分離式信号を設ける予定であるという。このほか、市役所前駅の武生方面ホームには、高齢者・身障者の利用を念頭に、横断歩道を設け、地下道以外からでも直接移動が出来るようにするという。
さらに、軌道敷についても、50年以上が過ぎ痛みが激しく、電車の揺れや車・バイクなどの横断時の危険性があるため、これについても今後整備する予定であるという。ちなみに、福井震災後の軌道敷の様子が、福井市郷土歴史博物館の
「ふくいの歴史アーカイブス」-「デジタルカタログ3」-「昭和29年頃写真集」など
に載せられている。
小型車両の導入から、特に路面区間での利用の取り組みが活発となっている福鉄。10年、20年、もっと先の交通を見据え、利用者や地域の事を考え、これからも積極的に改善を行ってもらいたいと思う。
この危険な電停について、今週、県と福井鉄道が拡幅を検討することを明らかにした。福井新聞(6/2付)によると、現在ある電停のうち、整備された福井駅前駅を除く軌道上の電停について、来年度以降拡幅工事を行うという。拡幅の仕方としては、現在の右折レーンと競合する電停を、レーン延長上(交差点を挟んで向こう側)に移設し、そこに拡幅した電停を設けるという。また、この拡幅を機に、右折車の軌道進入を制限する分離式信号を設ける予定であるという。このほか、市役所前駅の武生方面ホームには、高齢者・身障者の利用を念頭に、横断歩道を設け、地下道以外からでも直接移動が出来るようにするという。
さらに、軌道敷についても、50年以上が過ぎ痛みが激しく、電車の揺れや車・バイクなどの横断時の危険性があるため、これについても今後整備する予定であるという。ちなみに、福井震災後の軌道敷の様子が、福井市郷土歴史博物館の
「ふくいの歴史アーカイブス」-「デジタルカタログ3」-「昭和29年頃写真集」など
に載せられている。
小型車両の導入から、特に路面区間での利用の取り組みが活発となっている福鉄。10年、20年、もっと先の交通を見据え、利用者や地域の事を考え、これからも積極的に改善を行ってもらいたいと思う。